出版社内容情報
稲葉稔[イナバ ミノル]
著・文・その他
内容説明
いまは船頭となった南町奉行所の元定町廻り同心、沢村伝次郎。女房千草の店の常連で気心の知れた畳職人の為七が何者かに殺された。悲痛な思いで町方の探索を手伝っていたところ、ある日、二人の侍に突然襲われる。下手人探しの一方、敵討ちの助を頼まれて悩んだ末、お人好しの伝次郎が下した決断は、はたして…。江戸の風情と人の情が心に響くシリーズ第十九弾。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、’94年作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
89
剣客船頭「永代橋の乱」19巻。う~んちょっと同じような内容に少し消化不良の感ありです。2018/05/25
ひさか
3
2018年3月光文社文庫刊。書下ろし。剣客船頭シリーズ19作目。いつものおせっかいで、二つの事件に関わる伝次郎。安定路線というか、マンネリ気味というか判断が難しいところ。2018/05/13
犀門
2
No. 109★★★☆☆2018/06/18
goodchoice
2
このシリーズもついに19巻となり、どうもワンパターンの内容となっている。ちょっとマンネリか。2018/05/02
Suzu
0
剣客船頭シリーズ第19弾。千草の店の常連、畳職人の為七が殺される。そして為七の殺害現場近くで第2の殺しが。この事件が解決すると息子を殺され敵討ちのために江戸に出てきた男たちの話に移る。甲兵衛の壮絶な最期。なにもあんたが死ぬことはないじゃないかと思ったが体を張って命を懸けて徳之助と貫太郎にお前たちは死ぬな。生き抜けと伝えたかったに違いない。と感じた。そして次巻に進む。2019/12/17