光文社文庫<br> 砂丘の蛙

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光文社文庫
砂丘の蛙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334775872
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

退職間近の刑事、片倉と石神井署の若きホープに成長した柳井刑事が衝撃的な事件の謎を追う。驚愕必至の傑作推理小説

内容説明

殺人事件を起こした崎津直也が刑期を終えて出所した直後に神戸で殺された。その直後、九年前に崎津を逮捕した刑事の片倉康孝も何者かに刺される。崎津から届いた手紙に書かれていた「砂丘の蛙」という謎の言葉に、戸籍には載っていない「妹」の存在。事件の渦中に巻き込まれた片倉は、捜査本部から外されても地道な捜査を続け、神戸、鳥取へと足を運ぶ。傑作推理小説。

著者等紹介

柴田哲孝[シバタテツタカ]
1957年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。2006年『下山事件 最後の証言』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と日本冒険小説協会大賞(実録賞)、’07年『TENGU』で大藪春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

92
片倉刑事が主人公のシリーズ第2作。刑期を終えた崎津が出所直後に殺された。9年前に崎津を逮捕した片倉も何者かに刺される。崎津からの手紙に書かれていた「砂丘の蛙」の言葉の意味は?戸籍には無い妹の存在が匂わせが?新たに起こった事件と、過去の事件との関係がわかり片倉刑事達が地道に証言や、証拠を集め真相に迫っていくこのシリーズ。各地に向かい(今回は神戸・松江・鳥取等)旅情ミステリーの側面もあり。真相は尼崎事件の様な支配とマインドコントロールが絡んだ事件だったが、唐突に感じられ曖昧な感じの最後が残念だったな。2023/07/30

タックン

53
片倉警部補シリーズ。題名の(砂丘の蛙)と表紙に注目してずっと読んでいった。事件と題名の真相に驚愕した。 そしてやはり女性は恐ろしい!! 事件の真相に至るまでが読み応えがあって面白い。2022/09/02

RIN

28
『黄昏の光と影』の片倉刑事シリーズ第2弾。過去に片倉が逮捕し服役出所した男が殺され片倉も襲撃される。何故?という話。定年も視野に入ってきた年齢の片倉が刑事の勘と足を使って丹念にピースを探し埋めていく。松本清張っぽい昭和さと警察小説なのにハードボイルドのような哀切感漂うシリーズ。現実の事件をも彷彿とさせ、日常にぽっかり開いた異界への入り口に気が付いたら嵌りこんでいた人間たちの哀しさ酷さに戦慄する。シリーズ新編を望む逸品。おススメ。2019/05/27

くるぶしふくらはぎ

23
先日「赤猫」を読み、結果的に片倉刑事シリーズを遡ることになった。これがシリーズ2作目。新人教育係の片倉は時間に余裕がある。そんな中、昔手がけた事件の殺人犯 崎津が出所し娑婆にでた途端殺害されたという事件が起こる。更に片倉刑事自身が何者かに刺され、その傷は崎津に残された傷と一致。昔の事件、崎津殺害事件、そして片倉の刺傷事件、三つの事件は繋がっているのでは…。崎津からの手紙に書かれた「砂丘の蛙」が意味することが明らかになった時、事件は大きく動いた。さて次は「黄昏と光と影」シリーズ1作目を読もうかな。2018/08/11

petitlyz

21
これが2作目と知らずに読んでしまった。9年前に片倉刑事が逮捕し、刑務所にいるときに手紙もやり取りした崎津。出所後直ぐ殺害されてしまう。その六日後に片倉刑事も刺されてしまい、部屋も荒らされる。そこから片倉刑事たちは崎津の過去へ遡り、神戸、山陰や岡山へ何度も足を運ぶ。そこからやっと出てきた真相に驚いた。実際にこういう禍々しい事件が過去にあった。崎津は気の毒だった。刑事たちが優れていたので楽しめた。2025/03/30

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