出版社内容情報
西郷どんの波瀾万丈の生涯を鹿児島出身の実力派作家が描いた傑作歴史ロマン! 2018年のNHK大河ドラマの主人公の世界!
内容説明
明治維新最大の功労者でありながら、わずか十年で逆賊とされ、鹿児島にある城山の露と消えた西郷隆盛。大久保一蔵(利通)との貧しい少年時代から、薩摩藩主島津斉彬に引き立てられ、歴史の表舞台へ躍り出、ついには官軍の大将として江戸へ進軍―激動の時代をまっしぐらに突き進んだ男の生き様を、同郷の著者が憧憬と郷愁を抱き、迫真の筆致で綴り上げた傑作!
著者等紹介
一色次郎[イッシキジロウ]
1916年沖永良部島生まれ、鹿児島市で少年時代を送る。上京し、作家で文藝春秋の幹部だった佐佐木茂索の知遇を得る。’49年に本名(大屋典一)で「三田文学」に発表した「冬の旅」が直木賞候補となり注目される。’61年には『孤雁』(後に『孤雁一刀流』と改題)で再度直木賞候補、’67年に『青幻記』で太宰治賞を受賞。以後、筆名を一色次郎に改める。’74年には「東京空襲を記録する会」として編纂した『東京大空襲・戦災誌』が菊池寛賞を受賞。1988年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。