出版社内容情報
新たな人生を歩き始める少年少女の勇気を描いた。あさのあつこの青春小説2カ月連続刊行第2弾!
内容説明
中学二年から三年に進級した井嶋杏里、市居一真、里館美穂、前畑久邦の仲良し四人組。高校進学を前にして、それぞれの夢に向かって突き進もうとする四人の前に、新たな壁が立ちはだかる。将来への不安、新しい環境への不安に押し潰されそうになりながら、かけがえのない友だちと家族に支えられ悩みながらも成長する十五歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、「バッテリー」シリーズで小学館児童出版文化賞を受賞。2011年、『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エリク
30
続) 前は中二だった子たちが、中三になって帰ってきました。 高校受験とかの話もあって、前巻と同じように哀愁の念に駆られました(笑) 新しい環境に変化するときは怖さとか悲しさもあるけど、それ以上に希望があれば最高です!2021/02/12
たにやん
7
続編。前作では2年生だった杏里達4人は3年生へと進級し、高校受験が目前に迫る。高校進学を機にバラバラにになってしまうことや、自分自身への将来の不安などに直面し悩む姿がリアルに描かれていました。私自身の高校受験の時を思い起こしたりして、どこか懐かしい気持ちになりました。2016/10/01
吊り太郎
7
一年四組の窓からの続編。今作は、中学3年になった四人を描いた作品!高校受験を前に不安な気持ちや、四人が離ればなれになったら、高校で新しい環境で、上手く馴染む事ができるのかと言った、将来への不安に悩みながら、成長して行く物語!十五歳から十六歳という繊細な年頃であり、感受性豊かな時期に学校という小さな世界を、集団の中で生きて行く辛さ、友達の大切さを、青春群像の眩しい程に輝かしい未来を描いた作品でした!2016/04/25
Hachi_bee
4
重松清さんが希望ヶ丘の人びとのなかで「もし……だったら」というのは大人と子どもで向かう方向が違うと言っていました。中学生も、自分の将来を「もし……だったら」と思いながらこの作品を読むのだろうと想像しました。辛すぎることなく、甘すぎることなく、イイ感じ。ベネッセ、やるなぁ。2016/05/08
みやこ
3
続き物だったのか…ピュアな青春!2017/03/26
-
- 和書
- 理論と実践スポーツ栄養学