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出版社内容情報
ベス・メイシー[メイシー ベス]
著・文・その他
神保哲生[ジンボウ テツオ]
翻訳
内容説明
「夢の鎮痛薬」と宣伝されたオピオイド。本書には、医師の処方が必要なこのオピオイドがアメリカの田舎町を侵食していく過程や、製薬会社と医師の癒着、麻薬密売人も含めての共謀関係、津波のような勢いで広がっていく依存症に対してあまりにも不備が多い現在のアメリカの医療体制や医療保険制度と政治体制の現実、そして多勢に無勢を覚悟の上でこの難問に戦い続ける市民や被害者家族の苦しくも逞しい姿などが実にリアルに描かれている。
目次
第1部 市民対パデュー(アメリカ健忘症合衆国;接待攻勢;ネット掲示板に託す思い ほか)
第2部 姿が見えた時はもう手遅れ(郊外への広がり;「イエス様が入ってくるような気分」;FUBI(証拠があるなら持ってきな) ほか)
第3部 壊れたシステム(運び屋;限界局面;連絡先リストに託す希望 ほか)
著者等紹介
メイシー,ベス[メイシー,ベス] [Macy,Beth]
バージニア州ロアノートに拠点を置き、30年にわたり取材活動をしているアメリカのジャーナリスト。著書の『Factory Man』(2014)、『Truevine』(2016)は高い評価を得、ベストセラーとなった。ハーバード大学のジャーナリストのための特別研究員「ニーマン・フェローシップ」を含む、12を超える全米での賞を受賞。本書はロサンゼルス・タイムズ書籍賞を受賞し、カーネギー賞の候補となった
神保哲生[ジンボウテツオ]
ジャーナリスト/『ビデオニュース・ドットコム』代表。東京生まれ。AP通信などの記者を経て1994年独立。以来、フリーのビデオジャーナリストとして活動を続け、2000年、日本初のニュース専門インターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』を設立し代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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