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出版社内容情報
世界の宗教について比較研究を行ってきた社会学者が、主要な文明ごとに、社会と宗教の深いつながりをわかりやすく解説!
内容説明
キリスト教はウォール街の“強欲”をどう考える?イスラム教は平和のための宗教?ヒンドゥー教のカースト制は本質的に平等?世界を読み解くには、宗教が最大の補助線になります。ヨーロッパ人もインド人も中国人も、当人たちは意識していなくても、長い歴史をへたキリスト教、ヒンドゥー教、儒教の発想や行動様式に支配されています。宗教を理解すれば、グローバル世界を読み解く最大の鍵が手に入るのです。新書の名著が文庫で登場!
目次
第1講義 ヨーロッパ文明とキリスト教―イエスの父はヨセフか、それとも神か
第2講義 宗教改革とアメリカの行動原理―ウォール街の“強欲”をどう考えるのか
第3講義 イスラム文明の世界―イスラム教は平和のための宗教
第4講義 ヒンドゥー教とインド文明―カーストは本質的に平等
第5講義 中国文明と儒教・仏教―儒教はなぜ宗教といえるのか
第6講義 日本人と宗教―カミと人間は対等の関係
著者等紹介
橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年神奈川県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1995~2013年、東京工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kumoi
5
人間は生まれ、子を残し、死んでいく。山川草木悉皆成仏。石にだって、草にだって生まれ変わる。人間は特別な存在ではない。自然こそ神なのだ。父なる神が天地を創造したとは思えない。世界は一だと思えない。一即多だと思えない。すべて自然の成り行き任せだ。やはり自分は日本人。日本の死生観が身体に馴染む。それでも世界の人々を理解したい。人類愛を持って他者と接したい。理解不可能であっても、対話を続け、相手の存在を承認する。武器は取らないし、暴力に訴えない。愛を堪えることが最後の抵抗だ!人類に愛を!2022/08/08
ウォーカー
3
キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教・儒教・神道の特徴や社会への影響について著者の考えを幅広く知ることができた。一神教と近代的所有権、イエスの犠牲と人間の救済、「見えざる手」と隣人愛と資本主義、アメリカ先住民との関係や奴隷制を巡る理屈、後発のイスラム教の特徴、インドの輪廻と中国の祖先崇拝の相容れなさ、「化身」や「一即多」の考え方、仏教の人間中心主義、中国での政治の重要性、儒教の特徴(能力による政治参画、家族の重視)、中国や日本での仏教の展開、日本のカミの考え方、本来の仏教や儒教との違いなどが興味深かった。2026/08/15
オールド・ボリシェビク
3
2013年に光文社新書のラインナップとして出でていたものの文庫化である。新書も読んだぞ。再読しても、そのわかりやすさに感心するね。その宗教を信ずる人の内在的論理を簡明に説明してくれている。まずはその人が何を信じているのかを見定めなければならない。討つべきは、その人の神なのである。2022/06/22
やま
2
前半はただの宗教入門で、タイトルにある世界の動き方など全く言及されずに退屈でしたが、後半の日本における宗教から面白く、読み応えがありました。2023/01/29
chiko
1
カトリックとプロテスタントは日本でも名前は聞くがその違いは認識されていないように思う。2025/07/27




