光文社文庫
ペットのアンソロジー―近藤史恵リクエスト!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334767730
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

「ペット」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか?愛犬家としても知られる作家・近藤史恵氏が「この方のペット小説を読んでみたい」と思った作家に執筆を依頼。盛り沢山な作品が揃いました。登場するのは犬、猫から爬虫類、鳥まで、中身も涙なくしては読めない作品から爆笑必至の作品までと、多種多彩。小説のなかで、生き物と寄り添ってみてください。

著者等紹介

我孫子武丸[アビコタケマル]
1962年、兵庫県生まれ。1989年、『8の殺人』でデビュー

井上夢人[イノウエユメヒト]
1950年、福岡県生まれ。1982年、徳山諄一との共作筆名・岡嶋二人として『焦茶色のパステル』で江戸川乱歩賞を受賞。1985年、『チョコレートゲーム』で日本推理作家協会賞を受賞。1989年、『99%の誘拐』で吉川英治文学新人賞を受賞。同年、『クラインの壷』刊行と同時にコンビを解消する。1992年、『ダレカガナカニイル…』で井上夢人として再デビュー

大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年、京都府生まれ。1997年、「三人目の幽霊」で創元推理短編賞佳作。1998年、「ツール&ストール」で小説推理新人賞を受賞。2001年、『三人目の幽霊』で単行本デビュー

大崎梢[オオサキコズエ]
東京都生まれ。2006年、『配達あかずきん』でデビュー

太田忠司[オオタタダシ]
1959年、愛知県生まれ。1981年、「帰郷」で「星新一ショートショート・コンテスト」優秀作。1990年、『僕の殺人』で単行本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

127
これで、このシリーズ完全制覇。なかなか甲乙つけ難い。2016/02/24

相田うえお

117
★★★☆☆19083 ①馬場篤江さん、ばばあつえの略で年取ってババアと呼ばれるのは想定外②ヨウムという鳥、喋るので会話出来れば嬉しいが、ま、無理か③猫と遊ぶと必ず流血〜④アップライトピアノ、レース飾りや写真立て,時計は置いちゃダメ!家具じゃないよ⑤面白い話だが、ちと、残酷⑥みゃ〜と鳴くから名前はミャー。安易だ⑦尻尾を自切する爬虫類、再生するけど骨は戻らないっと⑧嫌いな人の顔写真を印刷したトイレットペーパー売れそう!⑨眠いならベッドで寝ろ!眠いんじゃない!食べてすぐ寝ると本当に牛になるか確かめてるんだ!2019/09/03

りゅう☆

97
窮地を救ってくれたババアの駄犬のおかげで優しい気持ちになれ、須藤・薄刑事の事件解決後のヨウムの言葉に感動し、友人から預かった猫がもたらした謎に巻き込まれ、ニセの里親を演じる怪しい2人の正体が気になり、猫のみゃーとの時間の流れにウルウルしたり、爬虫類をどんどん飼いだした夫が突然消えたり、猫の置物の存在に翻弄されたり、苦しめてしまった愛犬がいなくなってパニックに陥ったり、利口な愛犬のズルさも大好きだったり。ペットの愛らしさが逸出されるだけでなく、ミステリー風な作品が多くハラハラドキドキしながら面白く読めた。2016/01/03

しゅわ

96
【図書館】近藤史恵さんのリクエストによる、“ペット”をテーマにした各作家さんの作品を集めた風変わりな短編集です。文庫化を機にひさびさの再読。ひとくちにペットと言っても、犬猫だけでなく…鳥あり、爬虫類あり、謎の生物!?あり…さらにスリルやサスペンスあり、謎解きあり…とバラエティに富んだ内容の充実の一冊です。「最も賢い鳥」はこれが面白くて本編を読んでしまった思い出の一作。オチは覚えていたのに、「里親面接」ではハラハラしました。動物が絡む物語は、ついつい彼等の幸せを祈って肩入れして読んでしまいます。2015/03/10

たるき( ´ ▽ ` )ノ

86
いろんなジャンルの作品があって、読み応えばっちり!初めての作家さんも多かったので新鮮だった♪『ネコの時間』がとても心に響いた(*˘︶˘*)2015/06/17

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