内容説明
吉宗の寵愛を受ける竹姫は、武運長久を祈願するため深川八幡宮に詣でることとなった。竹姫付きの御広敷用人・水城聡四郎は、大奥の不穏な動きを事前に察知し、警固にあたる。聡四郎の不安は的中し、竹姫の駕篭は刺客に襲われる。そして、聡四郎の妻・紅、家士の大宮玄馬にも危機が迫る!竹姫は無事に江戸城に戻れるのか―。超人気シリーズ、手に汗握る第五弾。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業、歯科医師。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
78
御広敷用人 大奥記録「血の扇」5巻。竹姫参拝が気になり連続読み、ハラハラドキドキの巻でしたね、無事八幡宮詣でも無事に江戸城に戻るが、紅さん傷つきビックリするは、伊賀の忍びを助けて屋敷に匿うは・・・次巻はどう展開するのか。2019/09/20
ジュール リブレ
13
一気に5巻目読了。富岡八幡は今年の初詣、あの境内でこんな事件が?それにしても紅さんは、大したものだ、と次巻に続く2015/11/25
klu
11
紅さん、カッコよすぎ!伊賀も割れてしまいまいたね!2018/10/13
mam’selle
11
伊賀者、館林藩家老、天英院等々、続出する敵に襲われ続ける主人公。剣の腕もさることながら、片時も気が休まらない拷問のような日々に耐える主人公の姿が、この作品の魅力です。2018/05/19
うさこ@タッタカタ
10
女籠の鈍いこと!よく帰れたね。2018/02/27