光文社文庫<br> セカンド・ジャッジ―出口の裁判官 岬剣一郎

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光文社文庫
セカンド・ジャッジ―出口の裁判官 岬剣一郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 391p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334766788
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

元警察官僚の岬剣一郎は、更生保護委員を務めることになった。受刑者の仮出所を決める、いわば「出口の裁判官」だ。最初に担当したのは、十八歳の時に殺人を犯し少年刑務所で服役する青年だった。岬が更生を信じた彼は、出所後間もなく行方をくらましてしまう。そして、青年がかつて殺害した男の知人が不審死を遂げた!またも彼の犯行なのか!?待望の新シリーズ!

著者等紹介

姉小路祐[アネコウジユウ]
1952年京都府生まれ。大阪市立大学法学部卒業。立命館大学大学院政策科学研究科・博士課程前期課程修了。’91年、『動く不動産』で第11回横溝正史ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美月0217

19
再生保護委員という、刑務所に入っている人を仮出所させるかどうするか決める仕事があるとは…そして、例えば殺人を犯した人でも、懲役◎年となっても、刑務所内での行動で早く出てくることがあるとは…この作品に出て来る岬が担当した殺人犯…早く仮出所させたが…二転三転して最後はこうきたか…でした。続きがあるならば読みたい作品でした。この作者の他の作品も読んでみたくなりました。2014/04/11

米太郎

18
読みやすいような読みにくいような色んな話が散らばってる取っ付きにくい話だった。2023/01/19

Tomomi Yazaki

16
剣一郎はキャリアだったが、東大・京大といった超エリートではない。彼が入れたのは、何の希望も持てない警察庁であった。だが、ある事情により退職し、大学院に入り直し心理学を学ぶ。そんな彼に、地方厚生保護委員会という聞き慣れない組織から白羽の矢が立った。そこは、懲役囚の仮出所の是非を判断する部署。つまり、出口の裁判官。警察を辞めた彼が、仮釈放された模範囚の行動に疑問を持ち、執拗な調査と信念によって遂に真実が明らかになる。そしてまた、疑問が湧く。本当の悪人は一体誰?静かに流れる物語ですが、読み応え充分の一冊でした。2021/02/05

DONA

16
出口の裁判官がいるとは知りませんでした。よく考えたら確かにそういう仕事の人がいないと仮出所出来ないわけですが。仕事についての興味で読み進めました。展開が二転三転したというよりは、主人公が勝手に推理を二転三転させた、という感じで、もう少しスッキリさせてくれた方が話に入っていけたような気がします。2014/03/25

sg

12
再読?ウソ?ホント。まぁいいや。受刑者の仮出所を決めるお仕事のお話。何だそれ?全然知らんかった。でも大丈夫だった。さすが姉小路師匠。上手く登場人物の会話の中で説明してくれる。んでまた終わり方が思わせぶりな・・・曖昧な・・・まるで東京ラブストーリーのさとみ。あいつにはうんざりだ。絶対リカだろ!完治!なんと言ってもMVPは小田和正だろう。俺の感想は突然に、飛躍する。2021/11/07

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