出版社内容情報
真実追求への情熱を失った社会部記者・黒井正義。かつて「カミソリのクロ」と異名を取った黒井に日本新聞社の特別取材班「チーム・ニッポン」への声がかかる。「骨太の班」初陣となるテーマは「町工場経営者、変死」の真相取材だった。そして、取材を始めた黒井たちの前に新たな事件が! そして、衝撃の真相とは――。ヒットメーカー浜田文人、渾身の新シリーズ第一弾!
内容説明
真実追究への情熱を失った社会部記者・黒井正義。かつて「カミソリのクロ」と異名を取った黒井に日本新聞社の特別取材班「チーム・ニッポン」への声がかかる。「骨太の班」初陣となるテーマは「町工場経営者、変死」の真相取材だった。そして、取材を始めた黒井たちの前に新たな事件が!そして、衝撃の真相とは―。ヒットメーカー・浜田文人、渾身の新シリーズ第一弾!
著者等紹介
浜田文人[ハマダフミヒト]
1949年生まれ。関西大学法学部卒。2000年、『公安捜査』(ハルキ文庫)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりのすけ
7
一風変わった浜田作品だったが、読みごたえがあった。新聞記者モノとあって、いつもの政治や経済の話が奥深く描写されてるあたりは、さすがの一言。記者の情熱や使命感を感じさせられる一冊だった。シリーズ展開するのかな!?期待したい。2014/03/05
Kamabonz
3
何かを暴いた訳ではないんだけど、やる気のない記者が復活したってところでしょうか。 なんでも暴いてしまうのがマスコミの本来の姿ではないってところも言いたかったんでしょうが、確信に近づいていくチーム・ニッポンの面々が躍動していたわりには、終わり方が「あれ?」という感じでした。 2作目に期待したいです。2014/09/03
akio
3
お借りした本。良くも悪くも青いか。書く側と書かれる側しか描かれず、書く側の情熱や使命感みたいなものがどうしても独りよがりに感じて感情移入しきれなかった。2013/11/07
みやこ
2
マスコミってほんと嫌われてしまう難しい職業ですよね2016/03/10
shoko
2
1年半くらい前の日本経済がまんま。新聞社の落ちこぼれ精鋭チーム・ニッポンが町工場の社長の死から政財界と新聞社の壁に当たって砕ける。いや砕けてないけどね。チームの中では安川氏と竹内君がお気に入り。本作でも「青い正義感」は若いおねーちゃんが担っている。なんだかなあ。一気に作り話になっちゃうよなあ。2014/07/05
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