内容説明
深川で遊女が殺められた。亡骸の傍らに残された十手。持ち主の火付盗賊改方、吉川求馬は仕事人の一人だった。留以にも刺客が迫る。源内率いる仕事人を狙う一味の正体は!?一方で、留以の両親を殺めた猛蔵が江戸に舞い戻ったとの報せが。猛蔵は、腕の確かな助っ人、夜振の光助を捜しているという。留以は仇討ちの本懐を遂げるのか!?大好評シリーズ第四弾。文庫書下ろし長編時代小説。
著者等紹介
六道慧[リクドウケイ]
東京両国生まれ。ファンタジーノベル、伝奇小説の分野で活躍後、時代小説を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
27
いちおう両親の仇討ちはできたけれど、真の仇を打つことは難しかった。目的を達成したので留以は仕事人から足を洗う。母の最期を見たと時之助に告げていたら、時之助は留以をどうしたのだろうか。あとがきで旦那様中心の続編をほのめかしてあるけれど…2019/04/28
あぶらや
5
殺された父母の仇をうって物語は大団円。いくつか無理な設定はあったものの堪能出来ました。 主人公の夫と主人公を育てた義父への視点、「決して弁解をされない」と言う言葉が心に残った。2015/02/23
Masayoshi Arakawa
3
20160515200 こんな終わりもあるんだなとあんまり納得はできないかも?あとがきにこのシリーズは第一部がおわりました。とある。鴛鴦夫婦の再登場を期待して!!!!2016/05/15
沼田のに
3
意外性をねらってありえない展開になってしまったと思う。まあシリーズの終わりという事でちょうど潮時だな。4/102015/08/23
壱分銀知恵
3
終わったのね。きつい結果だったけど良かったね留衣さま。瑠衣の心の動きとか身近に感じられて好きでした。しかし旦那の動きが留衣じゃないけど気になる。新シリーズ楽しみ(^^)2013/05/27