光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> 妻恋河岸―剣客船頭〈4〉

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光文社文庫 光文社時代小説文庫
妻恋河岸―剣客船頭〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334764135
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

元定町廻り同心の船頭・伝次郎は、神田川で町方時代に救った大店の娘・おようを乗せた。おようは伝次郎の幼馴染の鈴森久右衛門に嫁いでいたが、離縁されていた。離縁に疑念を抱いた伝次郎が事情を問い質すと、夫・久右衛門は徒組組頭としての苦しい胸の内を吐露した。命を賭して「行動」に出る旧友を伝次郎は救えるのか。一刀流の豪剣が義を貫く!人気シリーズ第四弾。

著者等紹介

稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、’94年作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

66
一刀流の遣い手で元南町奉行所定町廻り同心であった、川船の船頭を営んでいる沢村伝次郎の活躍の物語です。伝次郎の幼馴染みである鈴森久右衛門は、伝次郎と同じ町方の次男であったが鈴森家に養子に入り、徒組の組頭に出世をした。久右衛門は、同僚の組頭で剣の遣い手の新見新五郎から辱めを受ける。久右衛門は、なんとか新五郎に反省を促そうと話し合ったが、こじれて果し合いとなった。果たし合いの立会人になった伝次郎が、久右衛門に代って新五郎を斬り殺す。→2022/11/18

とし

40
剣客船頭 「妻恋河岸」4巻。今回は沢村伝次郎の竹馬の友鈴森久右衛門と妻おようを助ける物語、お節介な伝次郎さん妻子の敵討ちは何時になるのやら次巻も読もう。2014/02/22

ひさか

2
今回の伝次郎は、相当なおせっかい焼きです。 そのおかけで、今回も人情たっぷりの興味深い、活躍が読めました。 こういう調子で宿敵の津久間戒蔵と邂逅してどうなるんだろうと余計な心配をしてしまいます。2012/07/04

アニータ

1
元町方同心・沢村伝次郎の話。いい話でした。そしていよいよ敵の津久間戒蔵の影がちらついてきました。2021/01/19

あかんべ

1
何巻でシリーズを終わらせるつもりか知らないが、津久間と戦うまで今回のような寄り道話は続くのだろう。しかし、おようが馬面で、色黒で出っ歯だったら伝次郎はおせっかいをしただろうか?読んでいくとおようの美しさがしばしば出るが、死んだ妻子は面影をたどるどころか、名前さえ出ない。津久間を追うのも大義名分で、剣客として戦いたいだけか?と勘ぐってしまう。伝次郎にいまいち心動かされないのもそこか?2012/07/06

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