光文社文庫
どしゃぶりが好き

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334763879
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

アメリカンフットボールとビールをこよなく愛する男、佐藤吾郎。私立進学校の教員で、アメフト同好会ベアーズの監督である。チーム発足二年目のテーマは「初勝利」だ。だが春の地区大会予選で、生徒たちは前代未聞のトリックプレーを披露した!大酒呑みで女にフラれっぱなしの巨漢が、恋にスポーツに悪戦苦闘する傑作青春小説『俺はどしゃぶり』の続編がついに登場。

著者等紹介

須藤靖貴[スドウヤスタカ]
1964年東京生まれ。駒澤大学文学部卒。スポーツ誌の編集者などを経て、’99年、「俺はどしゃぶり」で第5回小説新潮長篇新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラムネ

7
アメリカンフットボールを舞台とした ”どしゃぶり”シリーズ第二弾。 私立高校アメフト部顧問を務める”どしゃぶり”は、 相変わらず豪快で繊細、仕事にも恋にも教育にも全力で、 愛さずにはいられない男だ。 アメフトの専門用語やプレイが出てくる。 全部は分からない…、本当は大半が分からない。 それでもその興奮が伝わってくる。 ヤマ場ではじっとり手に汗がにじむ。 前へ前へと進めばいい。2018/02/22

sena

4
デビュー作の続編が出てたのね。高校のアメフト部監督が主人公だが、高校生の青春物語としても楽しい。進学校ということで、3年生は部活か受験勉強かの選択を迫られたりもする。弱小で部員も少ないアメフト部、初勝利を目指して頑張れ。 作者さんも大学時代、アメフト部だったとか。試合を見に行ったことがありますが、もしかして出ていたのかな?2013/05/03

外道皇帝

4
「俺はどしゃぶり」の続編。前作は一昔前の熱血青春小説のようであまり好みではなかったが、10年以上も経って好みが変わってきたのか、この続編は面白かった。とはいえ、アメフトのルールも知らないので高校生の青春小説として面白かったのだが。2012/07/28

kaikoma

2
実名で無くとも母校をモデルにした作品は、この先そうは御目に掛からないと思います。田んぼのど真ん中で北風が吹くと砂嵐のようになる校庭や汗臭い教室を久々に思い出します。実家に帰っても経路から離れていて、卒業以来一度も行った事が無いですが、少し懐かしいです。2022/11/16

キューカンバー

2
シリーズの続編。いつになったら栗原先生の恋は成就するのでしょうか? 楽しみにしています。2017/04/06

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