内容説明
原発事故で被曝し、死を宣告された原発技師ソンダーズ。世論を恐れた会社は、彼をプルトニウム窃盗犯に仕立て、事件を隠蔽しようとする。ソンダーズは告訴に踏み切り、美貌の弁護士ルクレチアがその弁護にあたることになった。応戦する会社側弁護士はコービン。彼自身、依頼主のやり口に嫌悪を抱いていたが、同時に自らの将来もこの仕事の成否にかかっていた…。訴訟弁護士から作家に転身した筆者が、裁判の裏面を鮮やかに描いた法廷サスペンス傑作。
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