内容説明
ルイジアナ州の気の良い大農園主に買われ、その家の天使のような娘エヴァとも友情を結んだトム。だが運命の非情な手はトムから大切なものを次々と奪っていく…。読者の心情を揺さぶる小説の形で、奴隷制度の非人道性を告発し、米国社会を変革した、アメリカ文学の記念碑的作品。
目次
オフィーリア嬢の経験と見解(続き)
トプシー
ケンタック
「草は枯れ、花はしぼむ」
ヘンリーク
前ぶれ
小さな福音伝道者
エヴァの死
「これでこの世とお別れだ」―ジョン・Q・アダムズ
御許へ
寄る辺なき人々
奴隷倉庫
中間航路
暗い隅々
キャシー
クワドルーンの物語形見
エメリンとキャシー
自由
勝利
計略
殉教者
ジョージ坊っちやま
著者等紹介
ストウ,ハリエット・ビーチャー[ストウ,ハリエットビーチャー] [Stowe,Harriet Beecher]
1811‐1896。コネチカット州リッチフィールドで、神学者の父と、教養人の母の間に生まれる。1851年に週刊新聞に小説「アンクル・トムの小屋」を連載開始。翌年に二巻本として刊行されると、1年で30万部という当時としては異例のベストセラーとなる
土屋京子[ツチヤキョウコ]
1956年生まれ。東京大学教養学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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