光文社古典新訳文庫<br> カルメン/タマンゴ

個数:
電子版価格 ¥434
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

光文社古典新訳文庫
カルメン/タマンゴ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2022年08月20日 11時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334754075
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

内容説明

純粋で真面目な青年ドン・ホセは、カルメンの虜となり、嫉妬にからめとられていく。軍隊を抜け悪事に手を染めるようになったホセは、ついにカルメンの情夫を殺し、そして…(「カルメン」)。黒人奴隷貿易を題材に、奴隷船を襲った反乱の惨劇を描いた「タマンゴ」。傑作中編2作を収録。

著者等紹介

メリメ,プロスペール[メリメ,プロスペール] [M´erim´ee,Prosper]
1803‐1870。フランスの作家。パリ生まれ。名門高校を出てパリ大学で法学を学ぶ。その後サロンや文学集団に通うなど、親がかりの遊民生活を送る。1825年、『クララ・ガスルの戯曲集』で作家デビュー。’34年「歴史的記念物視察官」に着任。南仏、アルザス、ノルマンディー、コルシカ、バスク地方、マドリードほか各地の視察を長きにわたり続ける。’44年、アカデミー・フランセーズ会員に選出。’53年には元老院議員に任命された。’70年、カンヌで死去

工藤庸子[クドウヨウコ]
東京大学名誉教授。専門はフランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

80
考古学者の私がアンダルシアで出会ったドン・ホセとカルメンにまつわるささやかな物語。かつてシーザーが戦ったムンダの古戦場を調査するため訪れたコルドバで、自由を愛するボヘミア美女カルメンとそれを御そうとする男どものぶつかり合い。愛が憎しみに変わるのは止めようがないのか。バスク出身のドン・ホセの「人は知らず知らず悪党になるものです」の言葉通り墜ちてゆく様が哀しい。ガスパチョや革袋に入ったモンティーリャ・ワイン、アルカラのパンなどスペインならではの食の想像もまた楽し。マリア・カラス「カルメン」を聴きながら。2020/05/31

パトラッシュ

51
ビゼーのオペラでわかった気分になっていた『カルメン』だが、メリメの原作に闘牛やフラメンコなどの明るい要素はない。むしろファム・ファタールに取り憑かれ犯罪に走って破滅する男の犯罪心理小説の色彩が強く、またジプシーのカルメンとバスク人ドン・ホセの関係はスペインの少数民族問題も絡んだハードボイルド的な暗さがにじむ。併載の『タマンゴ』も奴隷船での黒人反乱を描き、人身売買に殺し合いと漂流船の飢餓と暗黒のドラマが展開する。ロマン主義文学を加速させたメリメだが、歴史小説家としてはリアリズムを追求する側面が強かったのか。2021/01/07

はやしま

25
【第181回海外作品読書会(5月21&22日)】「カルメン」は、オペラで感じるような男女のもつれの悲劇というより、ロマやバスク人といったマイノリティの欧州での地位や信仰についての考察の中に男女の物語を織り込んたような一編だと感じた。語り手は欧州のあちこちでマイノリティについて調べたメリメ自身の姿が投影されている。「タマンゴ」の訳は、訳者自身が解説で述べている通り堀口大學訳と比較して陰影と品格を感じはするが、堀口同様やや言葉が洗練されてはいないものの中公文庫の杉捷夫訳の方が現実に即しているように思う。2021/05/25

桜もち 太郎

18
まずは「タマンゴ」、人間が人間の自由と尊厳を蹂躙する物語。19世紀初頭に書かれた作品である。時代的背景はよくわからないが、その当時では黒人奴隷制度がまだあった時期なのであろう。そのあまりの酷さに作者がペンを握ったのだろうか。黒人を売る仲買人の黒人タマンゴが売って売られてしまう、なんという時代なのだろうか恐ろしい。そして「カルメン」、名前は聞いたことある程度だったが、考古学者の語りで物語は進む。あぁカルメンの悪女っぷりがたまらない。情夫ホセの絶叫、ついにはホセに殺されてしまう。→2020/05/23

ラウリスタ~

12
タマンゴは初読。黒人奴隷を違法にアメリカに輸出する奴隷船。奴隷を白人に売りつける側だったアフリカの王が、奴隷船に!反乱が成功し、白人を皆殺しにするも、摩訶不思議な力で動く「帆船」に取り残された黒人たちはなすすべもなく…。これを「ジプシー、バスク」という、ヨーロッパ内の他者を描いた『カルメン』と並べる面白さ。訳者解説が充実している。奴隷制段階的な禁止、それによりダーク化した奴隷貿易はアウトサイダーのものになる(タマンゴの頃の惨状)。欧州各国が自分たちの民族意識を求める中、言語・歴史への遡りが(オシアンなど)2020/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14278812

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。