光文社古典新訳文庫<br> ボートの三人男 もちろん犬も

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光文社古典新訳文庫
ボートの三人男 もちろん犬も

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334753740
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



ジェローム・K・ジェローム[ジェローム K.ジェローム]
著・文・その他

小山太一[コヤマ タイチ]
翻訳

内容説明

ありとあらゆる病気に罹っていると判断した僕は、休養と変化を求めて、友人ハリスとジョージ、そして犬のモンモランシーとともに、ボートに荷物を積み込み(歯ブラシは入れた?)、テムズ河を遡上する旅に出る。景勝地を巡ってゆっくりするはずが、トラブルとハプニングの連続で…。料理へのこだわり、武勇伝くらべ、やせがまん対決、パブでの騒動…独身男三人で旅をすれば、あることないことで議論になり、他人に迷惑をかけたりかけられたり、大まじめだからこそ「ふふっ」と笑える事態に事欠かない。英国ユーモア小説の傑作!

著者等紹介

ジェローム,ジェローム・K.[ジェローム,ジェロームK.] [Jerome,Jerome Klapka]
1859‐1927。イギリスの作家。初等教育を受けた後、鉄道員、劇団員、事件記者、弁護士事務所の事務員などの職を転々としながら、文筆家としての活動を開始。1889年、テムズ河でのボート遊びをユーモラスに描いた小説『ボートの三人男』がヒットし、一躍有名に。多くのエッセイ、戯曲、小説を残し、雑誌の編集や創刊にも携わった

小山太一[コヤマタイチ]
英文学者、翻訳家。東京大学文学部英文科卒業後、同大学院修士課程、ケント大学大学院博士課程を修了。和洋女子大学講師、専修大学教授などを経て、立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

82
「女中ひざ」以外すべての病気ー自己欺瞞、あるいは他人の振り見て我が振り知らずー自己憐憫、本当の自分はもっと出来る(英国人は召使がいないと何も出来ないと云う証左)ー自己満足、結果は気分次第ーもちろん歴史は勘定に入れません。◆英ガーディアン紙が選ぶ「死ぬまでに読むべき」必読小説1000冊を読破しよう!http://bookmeter.com/c/3348782018/08/16

HANA

77
最高。ボートに乗った三人と犬一匹がテムズ川をロンドンからオックスフォードまで遡行する物語なのであるが、間に挟まれる挿話が兎に角面白く読んでいて噴出してしまう。本書刊行当時、ボートの数が1.5倍になったのも納得である。船酔いに関する話などは思わずあるあると頷いてしまうし、お茶を飲んだ直後の平和そうな犬の話とか船を曳くカップルの話とか、もうね。所々に挟まってくる美文と町々の様子の落差はあるけど、この作品が本来ガイドブックとして書かれたと知り納得。イギリスというかテムズ川の地霊が感じられるいい一冊でした。2022/02/12

ほちょこ

43
なんてことない古き良きイギリスでそこそこ裕福な三人の男(犬も!)がプラプラとボートに乗って旅をするだけの物語。凄惨な事件もなければ、お熱い恋愛もない、ちょっとしたドタバタ事件や回想録なんかがつらつら続くのだが、好きだなぁ。羨ましいなぁ。とのんびり思う5月。2018/05/29

ちえ

42
2週間の川下りを予定した3人の若者。彼らと犬のモンモランシーが起こすドタバタ劇に、語り手の頭の中で広がる詩的な語りが途中途中に入っていて余計におかしい。テムズ川沿いの街並みの描写やそこで起きたイギリス史を織り込んだ観光ガイドの様相も。マグナ・カルタ、ヘンリー八世とアン・ブーリンとか昔々覚えたり読んだりした言葉が出てきて妙に新鮮(笑)。読みながらスマホで調べた途中の町の写真に川から眺める風景を想像して楽しかった。それにしても当時のテムズ川は季節になるとボートで大混雑だったのね。【ガーディアン必読1000】2023/03/11

Gannet

37
紳士三人と犬一匹が、2週間手漕ぎボートでテムズ川を下り、ロンドンからオックスフォードまで旅行するという話。解説に寄るとユーモア小説ではなくて観光ガイドの様なものを書いたつもりだったそうです。あ〜、そんな事あるある、と思い当たる可笑しさが満載で、所々景観や歴史的な叙述があって、読んでいるとその通りにボートで旅行してみたくなります。実際にこの本(1889年)がヒットした後、テムズ川の登録ボートの数が1.5倍になったそうです。→ 2021/06/11

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