内容説明
サイコ・ホラーの元祖と呼ばれる、恐怖と戦慄に満ちた傑作「砂男」。芸術の圧倒的な力をそれゆえの悲劇を幻想的に綴った「クレスペル顧問官」。魔的な美女に魅入られ、鏡像を失う男を描く「大晦日の夜の冒険」。ホフマンの怪奇幻想作品の中でも代表作とされる傑作3篇。
著者等紹介
ホフマン,エルンスト・テオドール・アマデウス[ホフマン,エルンストテオドールアマデウス] [Hoffmann,Ernst Theodor Amadeus]
1776‐1822。ドイツの作家。ケーニヒスベルク生まれ。2歳のときに祖母にひきとられる。ケーニヒスベルク大学法科に入学後、もっぱら作曲や楽器演奏、絵画に励む。卒業後、司法官試補を経て陪席判事に任じられる。1804年、南プロイセン政庁参事官としてワルシャワ入りし、2年後、ナポレオン軍のワルシャワ侵攻のために失職。劇場音楽監督の職を求めてバンベルク劇場と契約。支配人補佐の地位を得た後、作曲家、演出家として活躍する。1814年『カロ風幻想作品集』を出版。46歳で、脊椎カリエスのため死去
大島かおり[オオシマカオリ]
1931年生まれ。東京女子大卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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