光文社古典新訳文庫<br> 嵐が丘〈下〉

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光文社古典新訳文庫
嵐が丘〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 444p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334752002
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ヒースクリフはリントン家の娘イザベラを誘惑し結婚する。一方、キャサリンは錯乱の末、娘を出産して息絶える。キャサリンの兄ヒンドリーもヒースクリフに全財産を奪われてしまう。ついに嵐が丘を我が物としたヒースクリフだが、その復讐の手は次の世代へとのばされていく。

著者等紹介

ブロンテ,エミリー[ブロンテ,エミリー][Bront¨e,Emily]
1818‐1848。イギリスの小説家、詩人。「ブロンテ三姉妹」の2番目(姉シャーロット、妹アン)。ヨークシャの牧師の家に四女として生まれる。1820年、一家はハワースの牧師館に移り住むが、翌年、母を亡くす。’42年、姉シャーロットとともにブリュッセルに留学。’46年、三姉妹合作で『カラー、エリス、アクトン・ベルの詩集』を自費出版するが成功しなかった。’47年、アンの『アグネス・グレイ』と同時期に『嵐が丘』を出版するが、厳しい評価を受ける。’48年、結核を患い30歳の若さで死去。没後、『嵐が丘』の評価は高まった

小野寺健[オノデラタケシ]
1931年生まれ。英文学者、翻訳家、横浜市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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molysk

68
愛するキャサリンはもうこの世の人ではない。二人を引き離した、憎むべきアーンショウ家とリントン家から、すべてを奪い去ったヒースクリフ。両家の子の世代にも復讐を成し遂げた末に、ヒースクリフが目にしたものは――。ヒースクリフとキャサリンは、魂の深いところでつながっていた。しかし、愚かな選択の結果、互いの半身を失った。呵責は復讐へと姿を変えて、自身を含めたすべての人々を破滅へと追い込む。だが、次の世代には、再生への萌芽を見つつあった。これを目にしたヒースクリフの胸によぎったのは、悔恨だったのか、満足だったのか。2021/09/26

長谷川透

35
ヒースクリフの行為を復讐と名指してしまうことを僕は躊躇う。超絶した愛と呼んだ方が相応しい。現実には叶わなかったキャサリンとの恋を、ヒースクリフが抱える空虚を、彼はどんな形であれ埋め合わせる必要があり、どの埋め合わせさえも、彼の慰みにはならなかっただけなのだ。それは叶わなかった恋を次世代に託しても、キャサリンとの思い出の場所を奪還したとしても、だ。今回は再読になるが、やはり素晴らしく面白い小説で、深みが増した気がする。荒削りとも言われるが、この荒削りっぽさが意図的ならば著者は天才を通り越した怪物である。2013/01/31

ねこまんま

34
時代も国も違うので、理解しにくい事は分かるのだが、人物の感情だけが全面に出てくるので、そこに至るまでの状況や背景が分からず結局ヒステリックで変な人たちの話っていう印象しか残らない。映画を見て、二人の愛やヒースクリフの憎しみと狂気が分かって、面白いと思ったけれど、なんか文章だけでは私にはわかりにくかったです。2017/11/22

fseigojp

33
ヒースクリフ:(エドガーの墓堀の際に)墓穴を掘って、キャサリンの棺の上の土をどけていたんで、俺は棺の蓋を開けてみたんだ。久しぶりに彼女の顔を見ると、そこを動きたくなくなった―顔はまだ変わっていないのだ。―寺男は、俺が動かないんで弱っていたね。・・・・ヒースクリフと女の人(の幽霊)がいるんだよ、あそこの丘の麓に・・・おいらにゃ、とても通れねえ。(以下ウィキ)ヒースクリフはキャサリンの墓の横で、静かに眠っているのだろうか。 それとも二人で亡霊になって、今もまだ嵐が丘をさまよっているのだろうか。2015/09/09

免疫力爆上げした ♪みどりpiyopiyo♪

31
あら? この本 読んだはずなのに、感想どこいった??? …って思ったら、あー! またやられたー☆ 紙の本で読んだのに、Kindle版のページに感想を書いてました〜。こっちこっち(๑`・ᴗ・´๑)ゝ ■感想はこちら↓ https://bookmeter.com/reviews/847459482019/10/22

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