光文社古典新訳文庫<br> だまされた女/すげかえられた首

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光文社古典新訳文庫
だまされた女/すげかえられた首

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334751753
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

アメリカ人青年に恋した初老の未亡人は、再び男性を愛する喜びに目覚めたのだが…(「だまされた女」)。インドの伝説の村、頭脳の優れた青年と見事な肉体の若者が美しい腰の娘に出会う。娘は女になり、目覚めた愛欲が引き起こす混乱の結末は?(「すげかえられた首」)。

著者等紹介

マン,トーマス[マン,トーマス][Mann,Thomas]
1875‐1955。リューベックの富裕な商家に生まれ、生家の繁栄と衰退を題材に『ブデンブローク家の人々』を執筆、世に出る。第二次大戦中はアメリカに亡命、戦後アメリカに起こった反共の気運を嫌ってスイスに移住。半世紀を超える執筆活動の中でドイツとヨーロッパの運命を深く考察し、過去の文学遺産を幾重にも織り込んだ独自の物語の世界を展開した。1929年、ノーベル文学賞受賞

岸美光[キシヨシハル]
1948年、埼玉県生まれ。元・東京都立大学教授。ドイツ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ27

41
トーマス・マンが言うところの精神と肉体の乖離。その言葉を反芻しつつ、ある意味修業的苦痛にさいなまれつつも読了。短い2編だが、延々と登場人物のやり取りが抽象論で展開する為俗物の最たる私はへいこら。今でも通用するようなお話「だまされた女」の方に気持ちが乗る。背後に作者の冷徹な目が光る情景で若い男へのほむらが燃え盛る初老女性。刻々と生理的限界がくる中で迎える現実・・だがその表情は作者の言葉を待つまでもなく「受け入れた結果」を示すであろうし、他者の云々は野暮。「すげ替えられた・・」は印の神殿の壁画のような印象。2015/08/06

KAZOO

32
トーマス・マンにしては生々しさのある愛欲もので今まで読んだことがなくこのような作品も書いていたのだということがよくわかりました。老年のころの作品で訳者が言うには「ヴェニスに死す」と一緒に「エロス三部作」として出版する予定だったとか。やはり「ヴェニスに死す」とは少し感覚的に異なる感じがします。若いころの作品は難しい長編が多いのですが年をとるとこのようなわかりやすく直接的な表現を使用する気になったのでしょうか?ヘンリー・ミラーを思い出しました。2014/11/02

藤月はな(灯れ松明の火)

18
文学研究会所属の文学少女な後輩から拝借。「だまされた女」の題名の意味に驚きました。老いらくの恋と死の予兆の関係性が何とも言えない余韻を醸し出しています。「すげかえられた首」は魅力的な腰を持つシーターは個人的には夏目漱石の「こころ」でのカマトトぶった御嬢さんとは違ったタイプであるヒロイン気取りな愚かな女にしか見えない^^;顔と性格、または身体の相性なども性生活を営むなら大切だろうし、頭を取り換えた親友同士の状況に体が応じている違和感は自分の生命を好き勝手(デザインなど)にするという倫理性も問いかけられている2012/10/09

Ayah Book

12
「だまされた女」仲良しの母と娘の会話が可愛らしい。母の年齢に近い私としては、身につまされる物があるが、古い作品にしては進歩的な物語。ラストは悲しいけれど。。。「すげかえられた首」インドを舞台にした面白い話なのだけれども、シーターうっかりにもほどがあるだろう。ギャグ漫画のような間違え方。男二人が哀れすぎ。。。2019/11/16

shinano

8
熱愛を自覚し肉欲に打ち震える心と体になってしまった自然観賞が好きな50歳代の母親が、生まれながらの足の不自由を負わせられ愛することと愛されることを放棄して抽象芸術の世界へ逃げてしまった30歳の娘との間で、自我を追う様の自然な人間感情を対立させています。母の言う「女としての復活祭」が生に力を与え、性に再び夢をみる。母も哀れであるがわたしには娘も哀れであった。しかし、娘にはまだ人生があるから。       神の両義性は世界にはたくさんあるが、インド世界の神は正邪を併せもつ上での生贄の独特の残忍さがあったりする2010/03/31

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