内容説明
本書は、皆様に笑って戴くための一冊なのです。おかげさまで、ホラー作家、SF作家、ミステリ作家、ユーモア精神一筋の専門家に、ヒトコマ漫画家集団と、意気に感じてくれた作家たちが、クロスオーバーな構成で集結しました。まさに「異形」の“異形コレクション”。どうか、最後まで「ご笑覧」ください(編集序文より)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
38
再読。ホラーコメディというより、やはり喜劇調。舞台で観劇したら映えそうな諸作品、そんな感じ。怖くないホラーって何なんだろう?そんな疑問を抱きつつも、楽しめる作品はやはり在る。加門七海さん『調伏キャンプ』なんて時代の先を行ってたよね!緩いキャンプ(主目的は呪詛)だしね!てんやわんやだしね!そして今気づいたが、北野勇作さん『第二方舟荘の悲劇』はウィンチェスターハウスなのか?あ~怖くなかった(苦笑)2021/02/09
ぜんこう
21
笑えると思って借りてみたけど、僕にはホラー色が強くてなんか笑えない(-_-;) その中で素直に笑えたのは森奈津子さんの「家族対抗カミングアウト合戦」かなぁ・・・でもちょっとグロいとこもあったけど。 笑いということで期待してた北野勇作さんや田中啓文さんのは既読だった。2020/12/25
眠る山猫屋
4
あまりお薦めは出来ないながら、いくつかキラリと光る小品もあり。『調伏キャンプ』は続編が読みたいなぁ。『夜なのに』の甘酸っぱさは素敵(笑)じいさんの生き様が知りたくもある。『家族対抗カミングアウト合戦』は笑えたし。正直、あとは辛かったかも(苦笑)2011/01/20
水沢晶
3
加門七海さん数十年ぶりに読んだ。面白かった。2020/12/12
ひょろ
3
ちょっと笑いに偏り過ぎてるかな。異形コレクションとしてはありかもしれないが、ホラーとしては無し2020/06/15