内容説明
将軍家光の時代。自らの死期を悟った宮本武蔵は、旧知の剣客・無斬祭之介を呼びよせた。無敗だったはずの武蔵が、立ち合いにてただ一度、遅れを取った人物だ。老いた英雄の願いは一つ。「柳生十兵衛を止めよ」と。恐るべき力を持つ妖術師と手を組み、大乱を起こさんとする十兵衛。その野望を祭之介の剣は打ち砕けるのか?凄絶な闘いに手に汗握る、スーパー剣豪小説。
著者等紹介
赤城毅[アカギツヨシ]
1961年東京生まれ。立教大学卒。’90年から’92年までドイツ・ボン大学に留学後、千葉大学などで講師を務める。’98年『魔大陸の鷹』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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