内容説明
写真表現の新たな地平を切り拓きつづける尖鋭的フォトグラファー・森山大道。’70年代の只中、柳田国男の古典に触発された彼は、岩手県遠野へ向かった。なにかに憑かれたようにシャッターを切る。そこに写されたのは、日本人が忘却した記憶と失われた原風景だった。初収録の作品を多数加えて再編集。フォト・エッセイ集の記念碑的名作が、21世紀の今、文庫版で登場。
目次
なぜ遠野なのか
遠野へ
遠野で
もうひとつの国
著者等紹介
森山大道[モリヤマダイドウ]
写真家。1938年大阪生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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