内容説明
藩主の隠し子・千代之助を救けた浪人・篝兵四郎は、跡目争いに巻き込まれる。実権を握ろうとする首席家老と次席家老が次々と送り出す人間離れした刺客。兵四郎の窮地を幾度となく救ったのは、蘭剣と名乗る、謎のからくり師―背負った鎧櫃の中には、人の想いを宿して動き出す白木の人形たちが…。妖気漂う魔人たちが織りなす、豪壮にして哀しい時代活劇。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県銚子市生まれ。青山学院大学卒。雑誌記者のかたわら翻訳などを手がけ、’82年、『魔界都市“新宿”』でデビュー。’85年の『魔界行』で超伝奇バイオレンス作家として注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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