光文社文庫<br> 新・本格推理〈01〉モルグ街の住人たち

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光文社文庫
新・本格推理〈01〉モルグ街の住人たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 483p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334731298
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

空前絶後の本格推理を求む!新編集長・二階堂黎人の呼びかけに150編以上(!)の力作が寄せられた。優秀作に選ばれたのは、密室あり、時刻表あり、首吊り死体の謎あり、絵画消失あり…の都合8編。いずれも規定枚数をフルに活かした、読み応え充分な作品ばかりだ。「モルグ街の殺人」から始まった本格推理の歴史は、世紀をまたぎ、彼らに受け継がれる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二葉

8
再読。採用基準が編集長の好みが諸に反映された気がする。「白虎の径」って、ほぼ商業誌では採用しちゃいけないくらいのレベルのパクリ作では?鮎川さんでも採用したのかな? 2021/05/02

はやぶさ

3
一般公募の短編集。何も考えずに買ったんだけど、東川篤也が「東篤也」名義で「竹と死体と」という作品をのせていた!こういうとこから人気作家は生まれるのかも。 いろんなアマチュア作家の本格観が垣間見えるのも面白い。2021/09/18

Tetchy

2
鮎川哲也氏が編集していた一般公募の『本格推理』シリーズを編者を二階堂黎人氏に交代してリニューアルしたのがこのシリーズ。選考スタイルが変わり、制限枚数が50枚から100枚へと倍になった。結論から云えば、このことはかなり大きく作品の質を向上させた。パズルゲーム一辺倒になりがちだった作品群が中心となるトリック・ロジックを肉付けする物語性を高め、推理「小説」として立派に成り立っている。ようやく最近新勢力の本格ミステリ作家の作風、趣向、原点が見えてきた。光文社は二階堂黎人を編者にしたことで幸せな結婚をしたと思う。2009/09/21

kanamori

0
☆☆☆2012/10/18

キートン

0
装いも新たにスタートした新・本格推理だけど、個人的には新・本格推理よりも本格推理のほうが好き。 新・本格推理は確かにトリックの完成度は高くなった気がするが、それに比例して、探偵役も上品になりすぎている気がする。 完全無欠な探偵も良いけど、どこか少し抜けたような探偵が登場しても良いのではと思う。

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