内容説明
近未来の犯罪都市・東京で探偵業を営む“死なずの醍醐”。今回の仕事は、世界制覇を企み果たせなかった太古の闘士の魂に乗り移られた米空軍のブルックリン中佐を退治することだ。依頼者は、醍醐が、かつてその闘士を倒した剣士の生まれ変わりだというが…。壮絶な死闘!ブルックリンを追う醍醐と相棒・朱城の前に謎の金髪美人が現われた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜酔雨
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安定の『なるほど、さっぱりわからん』具合に安心する一冊。展開のはやいことはやいこと。2013/10/05
新田五郎
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「死なずの醍醐」シリーズの第三弾。近年のはどうか知らないが、この頃は筆が荒れに荒れている。戦闘シーンでは何が起こったのかわからない描写があり、醍醐が失った右腕の代わりに支給された「代わりの腕」も何も描写がないまま姿を消す。「実は吸血鬼だった」という美女も途中から出て来なくなり、「伝説の三人の戦士」の三人目がいつまで経っても出て来ず、最後の最後にあわてて伏線回収。戦術核が爆発しても何も思わない主人公が大規模な核攻撃には反対し、殺人には罪悪感がないが「洗脳」には憤るというのもよくわからない。デタラメすぎますな2024/08/23