光文社文庫 三毛猫ホームズの歌劇場（オペラハウス）

赤川 次郎【著】

光文社（1989/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 278p／高さ 16X11cm
• 商品コード 9784334710569
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

美人からの熱烈なキスでウィーンに迎えられた片山ら三毛猫ホームズ一行。さっそく謎の日本人女性ピアニスト行方不明事件の相談をもちかけられてしまう。皆でオペラを楽しみに行けば、片山がボックス席に監禁されるし、その上奇妙な殺人事件に巻き込まれて…。歌劇場を舞台に三毛猫ホームズたちの大活劇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[coco夏ko10角]

三毛猫ホームズシリーズ、四十七冊目。『三毛猫ホームズの騎士道』→『三毛猫ホームズの幽霊クラブ』→本書→『三毛猫ホームズの登山列車』　『幽霊クラブ』古城ホテルでの事件が解決した一行はウィーンへ。『三毛猫ホームズの狂死曲』に登場した桜井マリと再会し一緒に過ごすことに。マリと片山、けっこういい感じよね。一番片山とお似合いだと思ったのは『心中海岸』の女性だけど、次はマリかも。今回はミステリーもよかった。

2020/02/08

[星落秋風五丈原]

三毛猫ホームズシリーズ第13作。ホームズ一行のヨーロッパ旅行も佳境に。音楽の都ウィーンで義太郎を待っていたのは、美女の情熱的なキッス。ヴァイオリン・コンクールにまつわる事件で知り合った桜井マリだった。彼女が語るには、空港で日本人が消えたという。ピアノコンクールに覆面で登場して優勝した女性が。ウィーン歌劇場での大活劇は必見。

1986/11/11

[鍵ちゃん]

美人から熱烈なキスでウィーンに迎えられた片山ら三毛猫ホームズ一行。音楽の京都の観光を思う存分満喫…とはもちろんいかない。さっそく謎の日本人女性ピアニスト行方不明事件の相談をもちかけられてしまう。皆でオペラを楽しみに行けば、片山がボックス席に監禁されるし、そのうえ奇妙な殺人事件に巻き込まれて…。歌劇場を舞台に三毛猫ホームズの大活躍。

2020/09/13

[naoyu]

三毛猫ホームズシリーズ。さくっと読めて面白かった。それにしても、相変わらず、片山はモテますね。

2014/06/11

[Keystone]

猫好きの娘が「読んでみたい」というので、図書館で借りてきて、読ませて大丈夫かチェックのために読みました。たぶん25年ぶり！びっくりするくらい覚えていました。とっても懐かしかったっです。軽妙なやりとりが今読んでも楽しいです。あ、でもちょっと小4には早すぎるという結論になりました。他の三毛猫ホームズを読んで、小４でも大丈夫なものを探してみます。

2011/12/24