内容説明
光秀の逆心は、本能寺に妖しく燃えさかり、覇王信長を冥界へ堕しめ、秀吉を天下舞台に引き上げ、家康にも野望を抱かせた。治乱興亡のなか、半蔵は、ついに幻の宿敵を討ち、茫々の天空へ。
感想・レビュー
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よっ!
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甲州征伐から家康の秀吉への臣従まで。甲州征伐あたりはあまりにもあっさりと書きすぎ。準備段階で半蔵は活躍していると思うが。本能寺の変では信長の元に入り込んで、寺が包囲され信長も側近も皆死んでる中、一人脱出とかあり得ない。家康の伊賀越えは、百地丹波と戦って助けてはいるのだが、あまり活躍していない。どうも服部半蔵の史実での活躍と違和感がありすぎる。★★☆☆☆2018/03/02
えびえび
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半蔵と、宿敵がともに消えゆく終章の流れは見事ですな。半三くんの行末は忍家と武家の違いに翻弄されるだけに、このラストは忍者の消滅ということなんでしょうね~2014/12/20