出版社内容情報
都内で発生した轢死事件。被害男性が香川県在住であることから、警視庁捜査一課殺人班十一係主任・姫川玲子は四国へ飛ぶことに。被害者は神社を営む旧家・十河家の縁戚者であり、玲子は二つの家系に横たわる世代を超えた暗い因縁を掴む。一方、魚住久江巡査部長らが捜査を続ける東京の捜査本部では、被害者が生前、遺伝子検査機関と連絡を取っていたことが判明し――。圧倒的面白さで新境地を切り拓く〈姫川玲子シリーズ〉第11弾!
【目次】
内容説明
都内で発生した轢死事件。被害男性が香川県在住であることから、警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子は四国へ飛ぶことに。被害者は神社を営む旧家・十河家の縁戚者であり、玲子は二つの家系に横たわる世代を超えた暗い因縁を掴む。一方、魚住久江巡査部長らが捜査を続ける東京の捜査本部では、被害者が生前、遺伝子検査機関と密かに連絡を取っていたことが判明し―。姫川玲子シリーズ20周年記念最新作。
著者等紹介
誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。2002年、『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。2003年、『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケンイチミズバ
63
姫川からすると若手(笑)がスマホでサクサク情報を引き出すしカーナビ、DNA鑑定もありで現代の捜査ではあるものの 読者は横溝正史の時代に迷い込む。玲子と菊田コンビの懐かしさ、刑事にしては周囲を和ませる魚住さんの存在もまたよいのだけれど、肝心な事件が。血統をめぐる親族間の(一般人からすればどうでもいいようなそして男系にこだわる閉鎖的コミュニティーの)確執もの。ハードボイルドはゼロ。陰湿な郷土史を紐解くようで、面白みがないままストレスが残った。ケモノの城も彷彿させる支配と殺伐とした回想シーンが多くて残念でした。2026/10/28
キキ
23
新作待ってた!これとこれが繋がって…と家系図あって助かった。今回は血筋が肝だが、ここまで来ると常軌を逸している。そして気持ち悪い…姫川が「菊田」って昔の様に呼ぶのが好き。そこに日下と魚住が加わり更に面白い。姫川魚住ペアは特に最高。魚住の分かってても中々飛べないトリプルアクセルの例え笑ったwでももう一度姫川班を見たいと少し思ったり。頭の中では毎回竹内さんと西島さんの声でセリフが再生される。2026/10/24
ぺぎら
16
姫川玲子香川へ!すごーい後味の悪い話でした。伏線はきっちり回収。魚住合流後はなんかスムーズに話が進むなぁ…という違和感。若干の物足りなさを感じるものの菊田の出番が多くて良かった2026/10/30
TAKA
15
姫川シリーズ最新作。田舎の古い因習に捕らわれたドロドロした関係性は余り気分の良いものではなかった。でも主要人物が顔を揃えてくれるだけで嬉しいし、姫川玲子の鋭い感性も流石で面白かった。ずっと続けてほしいシリーズ。2026/11/03
mame
8
明るい姫川玲子が帰ってきた。四国ではリミッターが外れたようにのびのびしていて、毒づく姿も懐かしい。車社会や顔見知り同士の話しづらさなど、土地の事情が捜査の手触りを変えていく。家系や神社の歴史をたどる、魚住に似合いそうな捜査を姫川が担うのが面白い。勝手の違いに順応する姫川と、東京で本領を発揮する魚住。旅情ミステリーを思わせる新鮮さに、シリーズの幅が広がったと感じた。この姫川も、姫川玲子。信念をぶつけて吠える玲子にもまた会いたく、早くも次の活躍が楽しみになっている。2026/10/22
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