出版社内容情報
「あの決断なしに、日本経済の再生はなかった」――。株高や雇用改善をもたらした一方、円安や巨額国債といった光と影を生んだ異次元緩和。世論の激しい批判に晒されながらも、なぜ“砲弾”を放ち続けたのか?「金融緩和は成功だった」と語る歴代最長の日銀総裁が、中央銀行をめぐる「5大誤解」を反実仮想で打ち破る。確信とともに退任した伝説のトップが明かす、異次元緩和「史上最大の作戦」と激動10年の全内幕!
【目次】
内容説明
批判にさらされながらも、なぜ”砲弾”を放ち続けたのか?2013年、安倍晋三首相(当時)からの電話で日銀総裁の大任を引き受けた、元財務官僚。15年に及ぶ深刻なデフレから脱却するため「2%の物価安定目標」を掲げ、マイナス金利やYCC(長短金利操作)を相次いで導入。世界に類例のない異次元緩和政策を断行した。怒涛の政策展開は人々の意識を変え、株価は跳ね上がり、雇用は劇的に改善。一方で、物価安定目標の未達や積み上がる国債・ETF(上場投資信託)をめぐり、世論の逆風にも直面した。「金融緩和は成功だった」確信とともに退任した伝説のトップが明かす、激動の10年の全内幕。
目次
序章 日本経済の現状と展望
第1章 財政金融政策の成功と失敗―ニクソン・ショック、バブル崩壊、そして長期デフレへ
第2章 天命に導かれて―歴代最長、第31代日銀総裁へ
第3章 異次元緩和の開始と拡大―2並び・3並びのコミットメント
第4章 マイナス金利政策からイールドカーブ・コントロールへ―物価上昇の阻害要因は何だったのか
第5章 コロナ禍とウクライナ戦争―危機のさなかに見えてきた兆し
終章 2期10年の任期を終えて



