出版社内容情報
母を亡くした岸本聡里は、父の再婚相手とうまくいかず不登校になっていたところを、祖母・チドリに引き取られた。ずっとかわいがっていた犬や、祖母の家のペットたちとのふれあいから、少しずつ生きる気力を取り戻し、獣医師を目指すようになる。北海道の大学に入学し、「動物を診る」ことの厳しさにくじけそうになる聡里を励ましてくれたのは、友人たちや、動物たちだった――。
少女が大きく成長していく姿を描いた感動作!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
父の再婚相手からのネグレクトで不登校になった聡里。祖母に引き取られ心を癒やされた彼女が獣医師を目指して北海道の大学へ進学する青春小説。彼女を救い出し大学に進学する筋道を作ってくれた祖母チドリさんの存在。獣医になると覚悟を決めるには様々な葛藤がありましたけど、悩める彼女を支えてくれるかけがえのない人たちがいて、北海道の大自然の中で生きる意味を学び、獣医になることの責任と喜びを知っていった彼女が、動物たちの生と死を真正面から向き合い、これから進むべき道や自分の居場所を見出してゆく姿を応援したくなる物語でした。2026/06/10




