出版社内容情報
帝国主義に覆われ、軍靴の響きが近づく1905年のロンドン。霧の垂れ込めた街には夜ごと怪物が跋扈していた……。けれど、この街には暗鬱な空気に立ち向かう「白銀騎士団」がいる。腕利きの従者の中国人・李とインド人・ゴーシュ、負けん気の強いメイドのアイルランド人・アニー、そして若き准男爵(バロネット)にして団長のサー・ジョセフ。個性豊かな面々がロンドンの平和を守り、貧乏貴族を脱するため、はびこる悪と今日も戦う!
【目次】
内容説明
一九〇五年、霧の立ち込める夜のロンドンには怪物が跋扈していた。けれど、この街には暗鬱な空気に立ち向かう「白銀騎士団」がいる。武術の達人の従者の中国人・李とインド人・ゴーシュ、負けん気の強いメイドのアイルランド人・アニー、そして若き准男爵にして団長のサー・ジョセフ。個性豊かな面々が街の平和を守り、貧乏貴族を脱するため、はびこる悪と対峙する!
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。’78年「緑の草原に…」で第3回幻影城新人賞を受賞しデビュー。’88年「銀河英雄伝説」シリーズで第19回星雲賞、2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
1905年のロンドンを舞台に、少し頼りないけれど差別も偏見も許さない若き英国貴族ジョセフが、持ち込まれた事件を解決する冒険活劇。術を極めた中国人李とインド人ゴーシュ、勝ち気なアイルランド人メイド・アニーといった従者たちに振り回されながら貧乏貴族ジョセフが率いる白銀騎士団が挑む、依頼主の所有地に出没する怪物や、依頼に法外な手付金を支払う顧客の真意。当時の英国紳士の偏見はあれでしたけど、遠慮のない言い合いができる主従に、若き日のチャーチルも絡めながら事件を解決する展開は軽妙でエピソードのオチも効いていました。2026/02/10
七瀬 亜依香
0
時は1905年、大英帝国の首都ロンドンには銀の銃と腕っぷしで怪物と戦う「白銀騎士団(シルバー・ナイツ)」がいた!……と書けばさぞきらびやかなめくるめく冒険活劇のように聞こえますね。半分本当ですけど。主人公のサー・ジョゼフは惚れっぽく金遣いが下手で浪漫に傾倒しがち、インド人と中国人の従者にいつもあしらわれ、メイドの負けん気には強く出れないへっぴり腰ぶり。けれど偏見や差別感情を持たない彼が、この時代設定の中どれだけ眩しく見えるか。世界史の隙間を縫うような爽快なファンタジーでした。続きが読みたいです。2026/03/22
-
- 洋書電子書籍
- 日本の保護主義的農業政策の起源:近代日…
-
- 洋書電子書籍
-
帝国日本の底辺
Japan's …




