出版社内容情報
密輸船の水夫となったダンテスは、モンテ?クリスト島で、ファリアの言葉どおり財宝を発見する。そして九年後、「船乗りシンドバッド」を名乗る富豪がローマに現れ……。
【目次】
内容説明
密輸船の乗船員となったダンテスは、モンテ=クリスト島に上陸し、ファリア神父の言葉どおり莫大な財宝を発見する。それから9年後、「モンテ=クリスト伯」を名乗る富豪が、イタリア旅行中の若い二人のフランス貴族に接近し、寛大な申し出をする…。復讐の序章となる「ローマ編」。
著者等紹介
デュマ,アレクサンドル[デュマ,アレクサンドル] [Dumas,Alexandre]
[1802‐1870]19世紀フランスの代表的作家。パリ近郊に生まれ、劇作家になることを夢見てパリへ。シャルル・ノディエに才能を見出され、ユゴー、ミュッセらと交流。1829年に上演された散文劇『アンリ三世とその宮廷』などで人気を確立。生涯500を超える作品を送り出した。豪快なまでの浪費と放蕩、『料理大辞典』を著した美食家としても知られる。『椿姫』の作者となった息子がデュマ・フィス(息子デュマの意)と呼ばれるのに対し、デュマ・ペール(父デュマ、大デュマ)と呼ばれる
前山悠[マエヤマユウ]
1981年新潟県生まれ。翻訳家。パリ第七大学博士課程修了(文学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まこ
6
恩人を助けた後は今度こそ本当に復讐者のモンテ=クリスト伯へ。そこから9年、アルベールとフランツという当時を知らない二人が登場して復讐劇は彼らの視点で描かれるのかな。フランツが伯爵に違和感を抱けば抱くほどアルベールの心酔っぷりが際立つ。2026/05/04
takao
4
新たな登場人物により物語は深みを増していきます。 巻末の解説を読んで納得。2026/06/07
Roca
4
やはりこの新訳はとても読みやすい。2巻は「ローマ編」の終わりまででキリもよかった。謝肉祭が終わる瞬間の、まさに「祭りの終わり」の描写がすごく印象的。巻末の読書案内がとてもおもしろくて、フランツは読者が自分を重ね合わせるためのキャラだと思っていたが、デュマ自身の化身でもあったのね。すでにいろんな訳を読んでいても、本作ファンならこの巻末の解説のために今回の新訳を買って損はないとすら思う。2026/02/10
たらぴ
3
ダンテスが見事脱獄したあとの物語。財宝を手に入れ、いよいよ復讐劇がはじまるかと思いきや、新たな登場人物フランツとともに、舞台は謝肉祭が行われるイタリアに。 これは偶然なのか、ここからが仕組まれた罠なのかと考えるドキドキ感と、文面から伝わってくる謝肉祭の熱狂とが相まって、とても素敵な読書時間を過ごせた。謝肉祭行ってみたい!そして3巻よ早く出てくれ〜2026/01/19
ヤクーツクのハチコ
2
読みやすかったーめちゃくちゃ読みやすかったー。なるほど何度も映画化されたり宝塚になったりする内容なわけだよ。善良な青年が辛酸を舐めた後に復讐として青白いしかし美しい、何か国語にも通じ学識があり優美で強く、自分の一味に慕われる金持ちとしてリターン!この作品の映画化したものではなく、後の時代のドラマや漫画やその他もろもろの原型ではないかと思われる。光文社新訳古典はまだ「2」までだけみたいだから、昔の訳の本でも読むかな2026/04/11
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