出版社内容情報
三島由紀夫は移動する。いま、ここにいると思えば、次の瞬間には、別のどこかで生まれ変わっているのだ。私は常に、いま、ここで、三島由紀夫に向き合いたいと思う。そのためには、私も走り続けなければならない。とりわけ、三島生誕100年にあたる昨年(2025年)は、新たに明らかになった事実が少なくなかった。それらを追いかけた、いわば走行軌跡の記録が本書である。(「まえがき」より)。多面体の作家の本質を探る論考。
【目次】
内容説明
三島は誰にとっても、ついに到達不可能な、未知の存在なのかもしれない。三島由紀夫は移動する。いま、ここにいると思えば、次の瞬間には、別のどこかで生まれ変わっているのだ。私は常に、いま、ここで、三島由紀夫に向き合いたいと思う。そのためには、私も走り続けなければならない。とりわけ、三島生誕100年にあたる昨年(二〇二五年)は、新たに明らかになった事実が少なくなかった。それらを追いかけた、いわば走行軌跡の記録が本書である。二〇二四年に発見された「新潮」編集者宛の書簡の解読、坂東玉三郎丈やジョン・ネイスン氏(翻訳家・評伝Mishima著者)らとのトーク・イベントなどを収録。
目次
第一章 使命と宿命―「新潮」編集者・菅原國隆宛 三島由紀夫書簡(長篇を書きたい;「人間病」あるいは「人間病院」;ベラフォンテを見る;編集者の使命;菅原裕のこと)
第二章 三島由紀夫を語る1(坂東玉三郎、三島由紀夫を語る;ジョン・ネイスンの見た三島;バレエ、オペラに観る三島由紀夫の世界)
第三章 三島由紀夫と昭和(太平洋戦争;占領期;高度経済成長)
終章 三島由紀夫を語る2―ブダペスト、ベオグラード講演(いま、三島由紀夫が生きていたら―ハンガリーと三島の接点;三島を愛読していたカラジッチ―ベオグラードで三島を語る)
著者等紹介
井上隆史[イノウエタカシ]
1963年横浜生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程中退。白百合女子大学文学部教授。専門は日本近代文学。『暴流の人 三島由紀夫』(平凡社)で読売文学賞・やまなし文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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