出版社内容情報
フリー翻訳者として働く凛子は、中学受験をする姪の莉緒の「伴走」を頼まれた。莉緒は、読書好きで賢いが、同年齢の集団に馴染めずストレスを抱えている。凜子も学業は優秀だったが、人間関係の問題で勤め先を退職した過去があった。自らと重なる姪の姿に愛おしさを覚えながらも、子供を導く難しさも感じて――。自分の生き方を模索する伯母と姪の物語。
【目次】
内容説明
フリー翻訳者として働く凜子は、中学受験をする姪の莉緒の「伴走」を頼まれた。莉緒は、読書好きで賢いが、同年齢の集団に馴染めずストレスを抱えている。凜子も学業は優秀だったが、人間関係の問題で勤め先を退職した過去があった。自らと重なる姪の姿に愛おしさを覚えながらも、子供を導く難しさも感じて―。自分の生き方を模索する伯母と姪の物語。
著者等紹介
藤野恵美[フジノメグミ]
大阪府生まれ。2004年『ねこまた妖怪伝』で第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞しデビュー。現在、大阪芸術大学特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のんちゃん
27
T大(内容から東大と推察)出の翻訳家凛子は、妹の小6の娘、莉緒の中学受験の為、家庭教師をする事になる。莉緒はいわゆるギフテッド(先天的に平均よりかなり高い知能を有する人)でそれ故、教師からも疎まれ、友達とも馴染めない。同じ様な経験を持つ凛子は莉緒の良き理解者。そんな二人の人生模索物語。本書は女で賢い事の生き辛さや日本の教育課程の問題点等にも言及し頷ける事が多い。そして最後にちょっとしたドンデン返し要素もありびっくりした。ギフテッド達が何者にも疎まれず、その能力を最大に活かせる社会構築がされる事を願う。2026/01/21
鹿ノ子
10
凡人中の凡人である私にとって、ギフテッドというのは羨ましいなぁ、ぐらいの認識しか無かっただが、この物語を読んで、本当にいろいろ勉強になった。頭が良いことが幸福になる条件ではない。姪っ子ちゃんには揺るがない正義感と家族への愛情があったことが一番のギフト。良い話でした。2026/01/19
チサト
1
ギフテッドにも幅があると想像するが、田舎の小中学生だった自分も端に該当していたように思う。特別に育てると社会に出た時に躓く可能性も想像されるが、可能性は伸ばしてあげたいとも思う。社会への適応、常識の目がなければいいのにとも思う。・相手を論破しても合意は得られず関係性が悪化して自分に不利になるだけ・比べる必要のないものを比べて劣等感を刺激されてしまう。研究者たちが注目を浴びているのが妬ましい、自分に過大な期待があってそういう立場を得ることができたかもしれないと思っているから。2026/02/15
朱音
0
ーー2026/03/10
あみや
0
ハードカバーの方で読んだ。凛子、莉緒、いいコンビ。莉緒には夢をかなえてほしい。2025/12/27




