出版社内容情報
「学んだ知識を自分のものにしていく。そこに喜びがうまれてこないだろうか」。自由で愛にあふれ、厳しくも温かい孔子の人間像が、弟子たちとの迫真の対話を通して浮かび上がる。伊藤仁斎、荻生徂徠をはじめ、日本で長い間親しまれ、受容されてきた論語に新風を吹き込む現代語訳。仏訳、英訳、現代中国語訳『論語』などを踏まえ、かつてない世界文学的な視点からの果敢な註釈を添えて刊行。「生きるヒントとなる索引」付き。
【目次】
内容説明
日々のいとなみと人間性への理解が簡潔かつなだらかに綴られた、生きる礎としての古典。自由で愛に溢れた孔子の姿が、弟子たちとの厳しくも温かい対話を通して蘇る。世界文学的視点からの注釈と、漢文のリズムを味わう本文構成により、古今東西、愛されてきた『論語』に出会える。
目次
第一巻(学而篇;為政篇)
第二巻(八〓篇;里仁篇)
第三巻(公冶長篇;雍也篇)
第四巻(述而篇;泰伯篇)
第五巻(子罕篇;郷党篇)
第六巻(先進篇;顔淵篇)
第七巻(子路篇;憲問篇)
第八巻(衛霊公篇;季氏篇)
第九巻(陽貨篇;微子篇)
第十巻(子張篇;堯曰篇)
著者等紹介
鶴ヶ谷真一[ツルガヤシンイチ]
1946年東京都生まれ。エッセイスト。早稲田大学文学部卒業。著書に『書を読んで羊を失う』(第48回日本エッセイスト・クラブ賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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