出版社内容情報
ピッツェリア《デリンコントロ》は、店長と四人の従業員で営む小さな人気店。店長が不在の冬の一日、従業員もお客様も、いつもとどこか違っているようだ。そしてディナータイム、一見で訪れた怪しい客がピザを食べた途端、死亡してしまう。訪れた警官の事情聴取が始まると、思いがけない人間関係が明らかになって――。ミステリーの名手が仕掛ける一夜の華麗なマーダーミステリー!
【目次】
内容説明
丘の上のピッツェリア《デリンコントロ》はオーナー店長と従業員4人で営まれる小さな店だ。従業員たちの間になにやら小さな不協和音のあるらしいこの店で、ある夜、ラストオーダー間際に訪れた奇妙な客がピザを食べて突然死んでしまう。警察が呼ばれ、捜査が始まるが…。思いがけない殺人事件の一夜を描く、超絶技巧の鮮やかなミステリーを召し上がれ。
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒。2009年、『浜村渚の計算ノート』で講談社の公募企画「Birth」の第3回受賞者に選ばれ、デビュー。’20年、昔話を下敷きにしたミステリー『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にノミネート。’25年、『乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO』が直木賞にノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅうくつ
5
みんなキャラが立っててそれぞれ可笑しみがあり、妙な愛おしさを感じさせられる。そして、ピザ食べたい…!2025/09/27
dokusho_st
1
非常に読みやすかったです。 ミステリ初心者向けかもしれないですが、からくりも難しくなかったので予想が立てやすく、話の進め方としてもそれぞれの登場人物の立場に立って少しずつ話が進んでいくのでその点でも分かりやすく感じました。2025/10/03
c3pomotohonzuki
0
ピッツェリアで起きた1つの死と従業員4人の事情が重なり合い思いがけない一夜となる。 視点が変わるたび新たな事実が垣間見え絡み合い、意外な結末へと導かれる極上のミステリ。 「ありふれたチーズが溶け合って、ありふれていないハーモニーが生まれる」2025/09/16
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