光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> ねこまた―狸穴素浪人始末

個数:
電子版価格
¥770
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

光文社文庫 光文社時代小説文庫
ねこまた―狸穴素浪人始末

  • 由原 かのん【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2025/07発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに154冊在庫がございます。(2025年08月04日 06時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334107086
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

素浪人・猫矢又四郎は麻布飯倉町の荒物屋の用心棒。主家の黒猫かちんとは“猫吸い”で会話ができる。界隈では交合中の男女を刺殺する辻斬りが続き、不穏な空気が漂っていた。そんな中、さる大名家から黒猫招待の報せが来る。かちんと共に屋敷を訪れた又四郎は庭の木の刃の傷に気づき、この主こそが下手人ではないかと疑いを持つ。何度目かの訪問の折、又四郎とかちんを待ち受けていたのは、辻斬りと同じ装束の人物だった。


【目次】

内容説明

猫矢又四郎は荒物屋の用心棒。主家の黒猫かちんとひょんなことから話せるようになる。その頃、麻布飯倉町界隈では、交合中の男女を刺殺する辻斬りが続き、不穏な空気が漂っていた。怪しい風体の下手人の噂が拍車をかける。そんな中、さる大名家から黒猫を招きたいとの報せが来る。又四郎がかちんと屋敷を訪れると、そこには辻斬りと同じ装束の人物が待っていた。

著者等紹介

由原かのん[ヨシハラカノン]
1960年東京都生まれ。放送大学卒。福井市内にある蕎麦屋を夫婦で切り盛りする傍ら、五十代から公募文学賞に挑戦。2019年第99回オール讀物新人賞受賞。『首ざむらい 世にも快奇な江戸物語』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

83
これはもしや「首ざむらい」の中に収録されてた作品ではないか。気付くのが遅いと言われそうですが。その続編なので、その後黒猫のかちんと用心棒の又四郎がどうなったか読めるわけです。狸穴の洞穴で摩訶不思議な体験をした又四郎はかちんと会話ができるようになる。カワイイ!又四郎が忌み嫌ってきた父親との対面、そして父親が乱心したと言われた事件の真相が判明。又四郎のお清を思う気持にクスリとしっぱなし。彼もいっぱしの男だなぁ。界隈に辻斬り事件も起きていろんな事がつながっていく面白さ。続編欲しいでごんす。2025/07/23

harukawani

4
デビュー短編集『首ざむらい』所収の短編「ねこまた」の続編が、この長編『ねこまた』。版元も変わってるけど、ぜひ前日譚から読んでほしいところ。いくつかの謎が物語を牽引するミステリっぽい面もあるけど、本作に関する谷津矢車さんの感想にあった「綺譚」という言葉がぴったりのふしぎなお話。大好き。もっと由原作品が読めますように。2025/07/30

あき

2
「猫吸いで猫と話せる」という猫飼いの夢!な設定に惹かれて購読。「おんも」「まんま」等々幼児語混じりのかちんの喋り方が可愛い。複数の謎が絡み合って最後にまとまる展開は好み。悪人らしい悪人がいないのも良き。これは続編があるだろうなあ。「首ざむらい」に収録されてるのが前日譚ってことになるのかな。そっちは未読なんでさっそく読まねば。2025/07/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22715239
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品