出版社内容情報
第二次世界大戦末期に日本軍により行われた「特攻」。戦後80年経った現在でも、いまだ定義があいまいなままの「特攻」とは何だったのか。命をかけて出撃し、生きて還ってきた4人の航空兵へ丹念な取材を行い「これまでほとんど誰にも話してこなかった」証言から特攻の真実に迫る。
【目次】
内容説明
何のために命を懸け、いかに生きたのか。“体当たり”の真実に迫る。
目次
序章 特攻の講義
第1章 “神雷”を護る翼―海軍零式艦上戦闘機「ゼロ戦」操縦士・野口剛(大空への夢を懸けて;初めての「ゼロ戦」 ほか)
第2章 洋上で奪われし翼―海軍零式水上偵察機「零式水偵」搭乗員・加藤〓(学業への熱意;繰り上げ卒業 ほか)
第3章 掩護なしの重爆特攻―陸軍一〇〇式重爆撃機「呑龍」操縦士・中村真(大空に憧れて;開戦で進路変更 ほか)
第4章 飛べないイカロス―陸軍二式複座戦闘機「屠龍」後部搭乗員・梅田春雄(特攻の語り部;“ニューギニア戦”最後の証言者 ほか)
第5章 “体当たり”外伝―特攻が繋いだ命の連鎖(体当たりの目撃者;米搭乗員の命を救え ほか)
終章 墓標
著者等紹介
戸津井康之[トツイヤスユキ]
ノンフィクション・ライター(元産経新聞文化部編集委員)。1965年生まれ。大阪府堺市出身。日本IBMを経て’91年、産経新聞社入社。大阪本社社会部記者、大阪・東京本社文化部記者、大阪本社文化部デスク、文化部編集委員を経て2018年に退職しフリーに。産経新聞記者時代は紙面とネット連動の連載コラム「戸津井康之の銀幕裏の声」「戸津井康之のメディア今昔」などヒットコンテンツを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oooともろー
すうさん