出版社内容情報
毎日新聞の特派員が戦時期に撮った写真6万点をデジタルアーカイブ化するプロジェクト「毎日戦中写真アーカイブ」。その中から、軍馬や軍用犬、伝書鳩や南国の珍しい動物など、人を助け、癒やし、ときに人の犠牲となった動物の写真をピックアップ。『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』の渡邉英徳がカラー化を行い、歴史学者の貴志俊彦が背景を解説する。幅広い世代と戦争について考えるための、新しい写真集。
【目次】
著者等紹介
渡邉英徳[ワタナベヒデノリ]
1974年、大分県生まれ。東京大学大学院情報学環教授。専門は情報デザインとデジタルアーカイブ。これまでに「ヒロシマ・アーカイブ」「ナガサキ・アーカイブ」「ウクライナ衛星画像マップ」「能登半島地震フォトグラメトリ・マップ」などを制作
貴志俊彦[キシトシヒコ]
1959年、兵庫県生まれ。ノートルダム清心女子大学国際文化学部教授、京都大学名誉教授。表象・メディア研究、アジア史、地域研究を専門とする
中島みゆき[ナカジマミユキ]
1966年、群馬県生まれ。毎日新聞記者、東京大学大学院情報学環客員研究員、慶應義塾大学非常勤講師。災害復興と記憶の構成過程について研究している。専攻は社会情報学。1989年毎日新聞社入社。経済部、学芸部などを経て2022年より「毎日戦中写真アーカイブ委員会」事務局。2014年在職のまま東京大学大学院に進学し、東日本大震災で被災した石巻市大川地区の復興過程を研究。2016年度に渡邉英徳氏とともに「記憶の街」アーカイブ制作。2025年3月博士後期課程単位取得満期退学。2024年、論文「災害展示をめぐる合意形成過程」で地域社会学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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