七月の鋭利な破片

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七月の鋭利な破片

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  • サイズ 46判/ページ数 340p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334106768
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

市立中学で英語を教える青哉は、久しぶりに小学校の同級生と集まった。武丸、凪、若葉、そして青哉の4人は、14年前の林間学校で起きた壮絶な事件を振り返る。4人と同じ班だった乃江瑠が、近所の危険人物・須藤に殺害されたあの日のことをーー
それぞれが、わだかまる思いを抱えつつ、また会うことを約束した数日後、若葉が絞殺体で発見された。過去の事件と繋がりがあるのか? 悪夢が再び動き出す! 


【目次】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

150
櫛木理宇だから、絶対に悍ましいはず。間違いなく痛いはず。片眼と片耳を塞ぐか?心を半分閉ざすか?あら、これはぬるい櫛木理宇?(当方比)真相は悍ましく不快ではあったけれど、いつもほどじゃない(←どんだけ~)始めからの怪しい人物はきっと違うと、行間も読んだつもりがやっぱり外した(担任は論外)貴方でしたか・・もうガッカリ。こんな奴に・・怒りで、大人の醜さが溢れて申し訳ない感じになる。でもね、こんな大人ばかりじゃないからね。と言う自分の言葉が虚しい・・2025/07/24

ちょろこ

136
過去と現在、行き来しながら一気に読まされた一冊。14年前の林間学校で同級生殺害事件のトラウマを抱えた男女4人が久しぶりに顔を合わせたことから彼らの時間が動き出すストーリーは一気に子供と大人の心に引き摺り込まれるほど。彼らが抱える事情が垣間見える度に、こちらが思うよりもずっと細かく子供は大人を見ていること、立派な人格があることを改めて感じずにはいられなかった。大人が持つ権力は支配ではなく子供を守るためにあるべきものだと今作でも痛いほど噛み締める。自分にきちんと向き合い踏み出す彼らの幸せを願いたくなる読後感。2025/07/15

タイ子

95
林間学校で1人の児童が殺され、犯人はその後自害。そして14年後、彼らは大人になり其々の人生を歩んでいる。物語は14年前と現在のあの時の状況、現在の情況を交互に描写していく。小学5年の子供たちに映る同級生の姿が何だか危ういのも純粋さの中に怖さも秘めているから。異分子的な存在の児童が1人いるだけで場面が変幻し嫌悪する教師が1人いるだけで場面がうすら寒くもなる。14年後に起こる同級生の死。あの時から今に至る謎で覆われた彼らの時間が解き明かされていく。大人の欲望に子供が犠牲になる悲しさ。やはり、櫛木さんは面白い!2025/07/15

まちゃ

87
14年前に林間学校で起きた児童殺傷事件。殺害された男児・乃江瑠と同じ班で、それぞれにわだかまる思いを抱えつつ成長した青哉、武丸、凪、若葉、4人の再会。その数日後に起こった若葉殺害事件。当時を回顧していくなかで、14年前の事件の真相、と若葉殺害事件との繋がりが明らかになっていく。ペドフィリア、自己愛性パーソナリティ障害などの問題を絡めた展開、ラストのどんでん返しは面白かった。良かったです。2025/08/10

星群

76
今注目してる作家さんの一人である櫛木さん。今回も展開が気になって一気読み。事件の背景にあるのは〝毒親〟かな。一番可哀想だなって思うのは、14年前の被害者である彼かな。身体に負った被害も可哀想だし、事件に遭うことにく成長してたら、どんな青年になっただろうと想いを馳せる。そのまま嫌な大人になったかもしれないし、どこかで改心出来たかもですね。 しかし、犯人て得てして人格者が多いですよね。微かに感じた違和感を見逃してしまって悔しい、苦笑。2025/08/09

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