光文社新書<br> 誤読と暴走の日本思想―西周、福沢諭吉から東浩紀、落合陽一まで

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光文社新書
誤読と暴走の日本思想―西周、福沢諭吉から東浩紀、落合陽一まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 464p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334106706
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0210

出版社内容情報

日本人に西洋哲学は分からない。だから日本思想は独創的で面白い! 西周 福沢諭吉 中江兆民 西田幾多郎 和辻哲郎 中沢新一 東浩紀 落合陽一――「文化的接木」(明治以降、西洋文化が輸入され、かなり強引に日本文化に接続されたこと)と「記号設置」(明治以降の新しい社会情勢の中で新しい翻訳語が生まれ、それらが体に染み付いていくプロセスのこと)の観点から、日本思想史の新たな側面に光を当てる試み。


【目次】

内容説明

西周:儒教的な翻訳語を量産し、洋の東西を強引に接続。福沢諭吉:日本文化と相容れない個人主義を、その理想として組み込む。中江兆民:自由と民権について、福沢と同様のことを行う。西田幾多郎:それらのカオスの中から仏教的な要素を引き出し、さらに記号体系を撹拌。和辻哲郎:倫理、人との交わりについて、仏教的、儒教的要素を引き出す。中沢新一:そこにチベット仏教とフランス現代思想を混入。東浩紀:それを日本文化の誇るオタク文化と混ぜ合わせる。落合陽一:テクノロジーの力を借りて、仏教とテクノロジーを融合。―「文化的接木」と「記号設置」の観点から、日本思想史の新たな側面を照らす。

目次

序章 日本人に西洋哲学は分からない―記号設置と日本語圏文化
第1章 西周と日本「哲学」の発生―「理」の曲解と暴走
第2章 福沢諭吉―開化を加速する「個人」の誤読
第3章 中江兆民―「自由」「民権」と「理」の暴走
第4章 西田幾多郎―文化的接木の日本的暴走
第5章 和辻哲郎―西洋コンプレックスが生む文化的カオス
第6章 中沢新一―日本的誤読の祝祭空間
第7章 東浩紀―オタク的身体の舞踏
第8章 落合陽一―テクノロジーによる記号設置の暴走

著者等紹介

鈴木隆美[スズキタカミ]
福岡大学人文学部フランス語学科教授。1976年生まれ。東京大学理科1類を経て、同大学文学部卒。同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ストラスブール大学にて文学博士取得(2010年)。専門はプルーストを中心とする19世紀、20世紀フランス文学。哲学的身体論、アルゼンチンタンゴ舞踏論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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