光文社新書<br> 「稼ぐ小国」の戦略―世界で沈む日本が成功した6つの国に学べること

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「稼ぐ小国」の戦略―世界で沈む日本が成功した6つの国に学べること

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334106508
  • NDC分類 332.3
  • Cコード C0233

出版社内容情報

ルクセンブルク、アイルランド、スイス、シンガポール、アイスランド、デンマーク。「小国」にもかかわらず、生活水準などを示す「一人あたりGDP」ランキング(IMF、2023年)で世界トップ10にランクインしたこれらの国々。一方で日本は世界34位と低迷、アジア内では韓国に抜かれている。人手不足や少資源、大国の影響に晒されやすいなどの共通点がある中、世界トップの生産性と競争力を築いた6つの小国から成長戦略を学ぶ一冊。

内容説明

一人あたりGDPランキングトップに見る、生産性と競争力の高め方。

目次

第一章 ルクセンブルク―競争力のある産業を育てる先見性(川野祐司)(東洋大学経済学部教授)
第二章 アイルランド―海外からの直接投資による成長プロセス(土田陽介)(三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部)
第三章 スイス―競争力を支えるクオリティ戦略(森健)(野村総合研究所)
第四章 シンガポール―変化の兆しを見せる「成功した開発独裁国家」(久末亮一)(アジア経済研究所副主任研究員)
第五章 アイスランド―地理的条件を活かした産業展開(川野祐司)(東洋大学経済学部教授)
第六章 デンマーク―その経済を知ることの面白さ(井上陽子)(デンマーク在住ジャーナリスト)
第七章 日本―人口減少下での生産性の向上と新陳代謝の重要性(小黒一正)(法政大学教授)
第八章 日本が再び豊かになるためのヒント―小国からの3つの示唆(関山健)(京都大学教授)

著者等紹介

関山健[セキヤマタカシ]
1975年、愛知県生まれ。京都大学大学院総合生存学館教授。東京大学博士(国際協力学)、北京大学博士(国際政治学)、ハーバード大学修士(サステナビリティ学)。専門は国際政治経済、国際環境政治、気候安全保障(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

30
世界トップの生産性と競争力を築いた6つの小国から、政策・教育・ビジネス等の戦略を学び、なぜ急成長を遂げたのかを検証する一冊。いずれも人口が1000万人以下、天然資源も乏しい小国であるにもかかわらず、国や地域の生産性や競争力、生活水準などを示す一人あたりGDPランキングで世界トップ10にランクインするルクセンブルク、アイルランド、スイス、シンガポール、アイスランド、デンマークの国々を検証して、急成長の秘密と課題を検証する内容で、ただそれぞれに特殊な状況があって、日本が応用できるかというと難しい気がしました。2025/06/08

もりやまたけよし

17
経済好調で小さな国のレポートとして読んだ。アイルランドにしろスイスにしろ結構知らなかったことがいっぱいあった。今の日本の参考にするにはチョット情報不足かなという気がする。2025/07/13

ossan12345

10
アイルランド、シンガポールはともかく、普段あまり耳にすることのないルクセンブルクやアイスランド、デンマークの強みや戦略が分かり勉強になった。それぞれ、簡単に真似できるはずもないが、これほど規模の小さい国々でも特徴を生かし、生産性や効率性、幸福度を十分なものにしているのであれば、我が国にもまだできることがあるのかもしれない。とはいえ、深く根付いた文化慣習、封建的・家父長制的な風土、儒教神道的思想、そして大日本帝国的なものの残滓がそれを妨げるような気がする。2025/06/17

すのさん

6
小国ながら高い一人当たりGDPを実現する6カ国。その成功の要因として、政府主導の戦略、人材育成、海外からの投資と人材受け入れが挙げられている。特に高等教育と労働への橋渡しの巧みさに触れると、日本のキャリア教育やリカレント教育の不十分さを痛感する。言葉は広がっていても、実際に再教育の余裕があるのは大企業の社員や退職者に限られる印象だ。今後、社会人教育の産業は拡大するだろうが、誰もが再教育の機会を得られる体制整備が不可欠である。日本が「量より質」の産業を目指すなら、質の高い人材育成こそが核心となる。 2025/08/23

読書熊

4
あとがきが秀逸だった2025/08/27

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