出版社内容情報
92年に千葉県内で起きた身も凍る惨殺劇。幼い子供から大人の男性まで一家4人が殺害され、逮捕されたのは19歳の少年だった。4人の命を奪った主犯の少年が19歳だったことから世間は揺れた。そして少年19歳に下された判決は死刑。紆余曲折ののち、ついに死刑は執行された。少年の生い立ちから死刑執行までの事件の全てを一人のジャーナリストが執念で追い続けた。戦慄の事件の背後に迫る、まさに迫真の事件ノンフィクション完結版。
内容説明
一九九二年三月六日―千葉県内のあるマンションで惨劇は起きた。逮捕されたのは当時19歳の少年。4歳の子供までを含む一家四人を手にかけた殺人犯。少年は、なぜ凶行に及んだのか。少年が少年法論議をよぶほどの凶悪犯になるまでの人生、そして死刑となるまでを当人への取材、手紙を通して徹底的に追った衝撃のドキュメンタリー。解説は注目の作家・高橋ユキ。
目次
プロローグ
1 軌跡
2 暴力
3 惨劇
4 遺族
5 手紙1
6 フィリピン
7 手紙2
8 祈り
9 死刑
エピローグ
死刑執行のとき
著者等紹介
永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
1960年、鹿児島県溝辺町(現・霧島市)生まれ。「週刊新潮」記者を経て’91年、独立。本名・祝康成名義で『一家四人惨殺「十九歳」犯人の現在』(月刊「新潮45」掲載)等、主に犯罪ノンフィクションを手がける。その後、劇画『ゴルゴ13』の原作脚本も多数執筆した。2000年、『サイレント・ボーダー』(文藝春秋)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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