午前零時の評議室

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334105921
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

法廷×デスゲーム×本格ミステリ! 第28回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。大学生の美帆に届いた裁判員選任の案内状。事前オリエンテーションとして呼び出された裁判員たちに異例の事態が訪れる。一方、事件を担当する弁護士の羽水は検察のストーリーに疑問を抱き、見逃された謎に着目する。被害者の靴下が片方だけ持ち去られたのはなぜか? それを元に事件の洗い直しを始めるが……。伏線だらけのタイムリミット脱出劇。

内容説明

大学生の実帆に届いた裁判員選任の案内状。記載された被告人の名前に聞き覚えがあったが、それはアルバイト先の羽水法律事務所が担当する事件だった。事前オリエンテーションとして担当判事に呼び出された裁判員たちに、通常とは違う異例の事態が訪れる。一方、弁護士の羽水は検察のストーリーに疑問を抱き、見逃された謎に着目する。被害者の靴下が片方だけ持ち去られたのはなぜか?それを元に事件の洗い直しを始めるが…。法廷×デスゲーム×本格ミステリ。タイムリミットは1時間後…選ぶのは有罪か、無罪か?第28回日本ミステリー文学大賞新人賞。

著者等紹介

衣刀信吾[イトウシンゴ]
1964年3月16日、東京都中野区生まれ。早稲田大学法学部卒。弁護士(弁護士法人相模原法律事務所代表)。令和元年度、神奈川県弁護士会会長を務める。令和6年度、日本弁護士連合会副会長。初投稿から3年連続で最終候補に選出され、2024年、本作で第28回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

67
午前零時までに「有罪」か「無罪」か評決しなければ死ぬ。ある事件についての評議を迫られた人々。タイムリミットありのクローズドサークル&法廷ミステリでとても面白かった。裁判員選任の案内が届いた7人。オリエンテーションとして担当判事に呼び出された彼らを待ち受けていたのは…。注目が集まるストーカー殺人についての議論を余儀なくされる彼ら。そして外では弁護士達が被疑者が本当に犯人なのか行動をトレース。この内と外の二本立ての構成にグイグイと引き込まれる。二転三転する真相に張り巡らされた伏線、巧妙な仕掛けに騙される1冊。2025/05/28

hirokun

52
★4 作者が過去に県弁護士会の会長を務めたこともあるベテランの現役弁護士。当然、裁判員裁判についての造詣も深く現実感があり、推理小説の展開もロジックの構成が緻密である気がする。あとがきで作者自身が本格的ミステリ小説を目指したと語っているように、何度もどんでん返しがあり、十分に楽しませてもらった。裁判員に選出され、裁判に関わった方の大変さが、この作品を読んでより正確に認識できた様な気がする。2025/05/25

さっちゃん

43
大学生の実帆に、バイト先の羽水弁護士事務所が担当する事件の裁判員選任とオリエンテーションの案内状が届く。同じく担当判事に呼び出された裁判員たちを待っていたのは脱出不可能なデスゲームだった…。/呼び出された7人が閉じ込められた評議室パートと羽水弁護士パートが交互に描かれ、インタールードとして法廷シーンが挿入される構成。タイムリミットサスペンスでドキハラ展開からの、散りばめられた伏線が鮮やかに回収される終盤と、読み手を飽きさせないリーダビリティに夢中になって読んだ。最後まで気が抜けず、絶賛の帯にも納得の一冊。2025/04/18

koma-inu

41
裁判×デスゲーム×ミステリという、凝った作品。裁判員に選出された7人が評議室に閉じ込められ、事件の評議を命じられる。午前0時までに正しい判決を出せないと、爆発する環境下で、推理を始める。評議室内と外での情報戦、7人の意外な関係性、午前0時のジャッジ、さらには、本裁判の真相と犯人指摘と、お腹いっぱいの内容に、最後までワクワクでした。二転三転どころか、四転五転する展開は、本格ミステリ好きにはたまらない。やや切ないラストも好み。作者は弁護士との事ですが、裁判系以外も、読んでみたいです。オススメ作。2025/05/17

sayuri

38
第28回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。錆びれたビルの四階にある評議室に集められた七名の裁判員たち。彼等を呼び出したのは裁判官・元邑太朗。とある殺人事件の評議を言い渡されるが、もし元邑が求める回答でなければ部屋丸ごと爆破すると告げられる。タイムリミットは午前零時。裁判員制度の是非に考えを巡らせながら緊張感を持って読み進めた。閉ざされた空間で繰り広げられる会話劇から目が離せない。あちこちに張り巡らされた伏線、終盤は伏線回収のオンパレード。二転三転する真相、最後まで油断ならないスリリングな法廷ミステリー。2025/04/08

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