出版社内容情報
押し込み強盗の捜査をしていた見習い同心の高村周(たかむらあまね)は、情報提供者に裏切られ左目を負傷する。
生死の境をさまようなか獄卒だという青年――冥(めい)が現れ、自身の左目を周に与えることで命を救った。
そして冥は命を救った礼として周に仕事を手伝うように要求する。
周は同心の仕事の傍ら冥とともに未練を残してさまよう霊を冥府へと導くために奔走することに!?
内容説明
押し込み強盗の捜査をしていた同心見習いの高村周は、情報提供者に裏切られ左目を負傷する。生死の境をさまようなか獄卒だという青年―冥が現れ、自身の左目を周に与えることで彼の命を救った。そして冥は命を救った礼として周に仕事を手伝うように要求する。周は同心の仕事をしながら、未練を残してさまよう霊を冥府へ送り届けるために奔走することに!?
著者等紹介
霜月りつ[シモツキリツ]
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽ちゃん
5
兄の死により絵師から同心(見習い)になった周と、周の危機を救ってくれた冥府の獄卒冥のバディ物、かな。感情が分からない冥が、周といることで、感情豊かになるといいなと思うのですが⋯周のダジャレが⋯布団がふっとんだって⋯。冥が現世で見つけたい相手に出会っていないということは、続くのでしょうかね。2025/04/07
葵上
4
これは続きがありそうな……? 忙しくて本を読む気力がないので、軽いもので活字の虫を刺激する。読書は精神の健康に必須。とにかく読める力を取り戻すこと。2025/04/05
謡子
3
今度こそ江戸モノだった! 歓喜! チャンチャンバラバラはあまりなし。同心だから仕方がない。4回くらい泣かされた。映像浮かぶやさしい文でスラスラ読めて、肝心なところでは目を開かれる思いがするのでもっと時代劇とか児童文学書いてほしい。タイトルロゴかっこいい。でも表紙、買うのなんか恥ずかしかった…周も冥ももう少し年上想像したしこんなに甘い感じはしなかったんだけど。まあそこはそれ。渋い古道具屋さん、また出るといいな。あと文三、おとんはそれを望んではいなかったと思うよ…。佃煮、なんで好きなんだろう…。次巻に期待!2025/04/11
みやび
0
☆42025/04/17