出版社内容情報
京都の名所、哲学の道。そこにある石を売る店。店主の風折光司は元精神科医だったが、ある事情で医師を辞めてこの店を営んでいた。向かいのカフェの松本櫻子とは先代店主のころからの知人だ。そんな店に飛び込んできたのは一人の疲労困憊した男性。彼にはどうやら事情がありそうだ……。心を傷めた客たちとの交流のなかで光司もまた自らの過去に目を向けることとなる。京都本大賞を受賞した名手が描く感動作!
内容説明
京都の名所、哲学の道にある「石を売る店」。店主の風折光司は精神科医だったが、ある事情で医師を辞めてこの店を営んでいた。そんな店に飛び込んできたのは一人の疲労困憊した男性。彼にはどうやら事情がありそうだ…。心を傷めた人々との交流のなかで、光司もまた自らの過去に目を向けることとなる。京都本大賞を受賞した名手が描く感動作!
著者等紹介
大石直紀[オオイシナオキ]
1958年静岡県生まれ。’98年第2回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した『パレスチナから来た少女』でデビュー。2003年『テロリストが夢見た桜』で第3回小学館文庫小説賞、’06年『オブリビオン~忘却』で第26回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞、’16年『二十年目の桜疎水』収録の「おばあちゃんといっしょ」で第69回日本推理作家協会賞短編部門、’20年『二十年目の桜疎水』で第8回京都本大賞、’21年『京都文学小景 物語の生まれた街角で』収録の「東柱と東柱」で第1回アミの会アワードを受賞。TVや映画のノベライズも多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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