光文社新書<br> だから、お酒をやめました。―「死に至る病」5つの家族の物語

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光文社新書
だから、お酒をやめました。―「死に至る病」5つの家族の物語

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  • サイズ 新書判/ページ数 277p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334105457
  • NDC分類 493.156
  • Cコード C0236

内容説明

プシュ。小気味いい音を鳴らして、冷えた液体を喉に流し込む。たったそれだけで、あなたはお酒の森の中だ。安くて手軽。気づくと、もう数本空けている。わかっちゃいるけどやめられない。じきに、酒量が増えたことに気づく。酔い方もひどいし、まわりに迷惑もかける。そういえば最近、お酒のことばかり考えているような―。こうなってしまったら危ない。自分の意思で止められなくったら最後、あとは身体を壊すまで飲み続けるしかない。そしてその一歩先には、死が待っている。「死に至る病」、アルコール依存症。その底なし沼から生還を果たすには、何が必要なのか。五者五様の人生譚と専門家の解説で紐解く。

目次

第1話 「ありふれた言葉が身にしみてわかった」―だから、お酒をやめました。(人に依存できない病―依存症のメカニズムとは 国立精神・神経医療研究センター 松本俊彦さん)
第2話 「ただ、死にたくなかったんですよ」―だから、お酒をやめました。(「断酒会は“運”と“チャンス”が渦巻く宝の山です」 東京断酒新生会理事長 生馬義久さん)
第3話 「ちゃんと母でありたい」―だから、お酒をやめました。(表現する術がない女性が、言葉で伝えることを知る―そこが原点 NPO法人「あんだんて」代表 小嶋洋子さん)
第4話 「夢と現実の境がわからなくなって」―だから、お酒をやめました。(「飲みたい自分」と「飲みたくない自分」―“群れ”の中で軸足を踏み固める NPO法人「横浜マック」スタッフ 内村晋さん)
第5話 「死ぬまでワンパターンの人生が馬鹿らしくなって」―だから、お酒をやめました。(アルコール依存症とは何か 久里浜医療センター副院長 木村充さん)

著者等紹介

根岸康雄[ネギシヤスオ]
1955年横浜市生まれ。元週刊誌記者。人物専門のライターとして、これまで4000人以上をインタビューし記事を執筆。現在、ウェブメディアにて企業や医療について連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えだまめ

3
アルコール依存患者とその周囲の伝記。フィクションかよ。断酒を継続する私にとり、多くを知る著者がパターン化したアル中ケースに触れ、ある程度参考になった。飲み過ぎる人間は、取り返しのつく時点からこうして飲まない自分を能動的に形成する必要があるなと。色々失ってから病気のせいにしたとて、群れたとて自分の人生は虚しくなる。分かっちゃいるけど飲む。お酒怖い。継続可能性の鍵は、「底つき」の実感、自分自身の孤独と向き合ううこと。この辺りは腑に落ちた。著者のよくわからない自己満癖ポエムは不快なため読み飛ばして良い。2025/05/06

Tomitakeya

2
アルコール依存症から断酒に至った物語。入り口はお花畑、それは地獄行き。自分でコントロールできると思っていても、病気だから、そこに至れば断酒しか解決策はない。 アルコールについて考えさせられた。2025/02/27

KEIJI

1
5つのアルコール依存者のエピソードが収録されているが、どれも同じような話ばかり。それはつまり、アルコール依存者の行動は共通しているということだ。その意味で、酒の恐怖を知る上では有益な一冊。2025/03/15

Go Extreme

1
自助グループとストレス管理: アルコール依存症治療・ストレス管理重要 生活保護の活用推奨する講師⇔社会復帰を目指す患者 入院患者: 共通背景・支え合う関係 退院後も交流を続け断酒を支援 依存症の深刻さ: 脳の報酬系に影響→飲酒欲求を制御できなくなる 嘘をつき飲酒を優先 安心して人に依存できない状態=精神神経系の病気 回復過程ー自助グループが回復の鍵 家族との関係: 家族は負担を感じながらも支え続ける は誰でもかかる可能性がある病気 患者の体験と教訓: 飲酒の苦しみ・断酒後の生活の変化を共有→他の患者の支え2025/02/06

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