光文社文庫<br> マザー・マーダー

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光文社文庫
マザー・マーダー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334105372
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

息子を溺愛するあまり学校や近隣でトラブルをくり返す母親・梶原美里と家から一歩も出ない引きこもりの息子・恭介。この親子と、梶原家の隣人、美里と同じ職場で働く女性、引きこもりの支援施設で働く男性、恭介と同級の女子中学生、恭介が起こした不可解な事件を取材する女性ジャーナリストとの係わりを描く。すべての作品に幾重にもどんでん返しが仕掛けられ、歪んだ母性の毒に慄然とするイヤミス系連作短編集。

内容説明

息子を溺愛する母親・梶原美里と引きこもりの息子・恭介。この親子と、梶原家の隣人一家、美里と同じ職場で働く女性、引きこもりの自立支援施設で働く男性、恭介と同級の女子中学生、恭介が起こした不可解な事件を取材する女性ジャーナリストとの係わりを描く。すべての作品に幾重にも仕掛けられたどんでん返しに驚き、歪んだ母性の毒に慄然とする連作短編集。

著者等紹介

矢樹純[ヤギジュン]
1976年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、2002年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にて漫画原作者としてデビュー。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かぷち

69
最初は普通かなって思って読んでいたけれど、どんどんと圧を高めていく不穏さと不気味な謎にいつの間にか絡め取られ冷や汗が出てくるサスペンス。これは怖い… 母と子をテーマにした連作短編集なのだが、中心となる一家から序盤は話が逸れているように感じイマイチ集中出来なかった、がこれこそ著者が仕掛けた罠だった。あまり書くとネタバレになるのでここまで。矢樹さんは『撮ってはいけない家』を読みたい本登録しているだけで実際読むのは初めて、衝撃的だった。戦慄の愛に怖気が走る。2025/04/08

小説を最初に書いた人にありがとう

41
母親の狂気?を軸にした短編集。少しずつ繋がっていく面白さ。この作家さんの得意技のどんでん返しも散りばめられ楽しめた。単なるイヤミスでは終わらない。2025/02/19

あたびー

34
読メさんから頂いたポイントで電書を購入。引きこもりの息子と暮らす精神不安定な女梶原美里をハブとした連作短編。美里以外の登場人物も、どうやら簡単に一線を踏み越えてしまうタイプが多いらしい。巻末の表題作「マザー・マーダー」では、聞き覚えのある名前が次々と現れ、情報を提供されたライターの推理と、引きこもりの息子恭介の証言で、とうとう梶原家の秘密が明らかになる。そして戦慄の……大量殺人鬼や反社によるものでもなく、ごく普通の生活の中に潜む身近な恐怖。矢樹純さんはそれを描くのが本当に上手。怖い。2025/02/24

さち@毎日に感謝♪

29
「夫の骨」が良かったので読んでみました。短編でしたが、それぞれの話が繋がっていて怖いものみたさですぐに読み終えてしまいました。息子の為に狂う母親、美里の行動が全て恐ろしかったです。怖いだけでなく、どんでん返しもあって読んでいて驚きの連続でした。2025/02/14

空のかなた

24
短編4つが緩やかに繋がりながら展開する。最後の短編「マザー・マーダー」で一気にうねりが来て、更にこの先に何が待っているかを読み手に想像させるのがまた怖い。「母親」、梶原美里のモンスターぶり(息子恭介を守るがあまりに)は「毒母」というより「怪物」。イヤミスをはるかに超えた結末に唸るしかなかった。2025/01/31

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