阿津川辰海 読書日記―ぼくのミステリー紀行“七転八倒編”

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阿津川辰海 読書日記―ぼくのミステリー紀行“七転八倒編”

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  • サイズ 46判/ページ数 548p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334104023
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「本格ミステリ大賞」を受賞した前作からさらにボリュームアップ! ジェフリー・ディーヴァ―のどんでん返しの秘密を体系的に分類・総括した回や、青崎有吾『地雷グリコ』に触発されてギャンブル・ミステリーを総まとめした回など、若手屈指の本読み作家が大好きな作家&作品を存分に語り尽くした偏愛度マックスのミステリーガイド。全500ページ越え、ここでしか読めない濃厚ミステリー論が満載です。

内容説明

実作者を目指す人も必見!ジェフリー・ディーヴァーのどんでん返しの正体とは?京極夏彦、アン・クリーヴス、多崎礼ほか―偏愛作家のシリーズ全作レビュー。『地雷グリコ』に触発されて…ギャンブルミステリー試論32000字などなど、総勢536名、1,625作品を語り尽くす。若手屈指の本読み作家が、深淵なミステリーの世界をご案内します。

目次

第1部 入れ子細工の日記―阿津川辰海 読書日記(ヨルン・リーエル・ホルスト『警部ヴィスティング 悪意』;『西村京太郎の推理世界』;レイモンド・チャンドラー『長い別れ』;アンデシュ・ルースルンド『三日間の隔絶(上・下)』
霞流一『死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿ほか』 ほか)
第2部 蒐集された解説(スチュアート・タートン『イヴリン嬢は七回殺される』;ホリー・ジャクソン『優等生は探偵に向かない』;ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1795』;柳広司『はじまりの島』;辻真先『赤い鳥、死んだ。』 ほか)

著者等紹介

阿津川辰海[アツカワタツミ]
1994年、東京都生まれ。東京大学卒。2017年、『名探偵は嘘をつかない』が、光文社の新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」に選ばれたデビュー。多くの作品がミステリーランキングの上位を席巻する。中でも『透明人間は密室に潜む』は2020年の「本格ミステリ・ベスト10」で第一位に選ばれた。また、若手屈指の本読み作家としても知られ、2022年の『阿津川辰海 読書日記かくしてミステリー作家は語る“新鋭奮闘編”』は第23回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

127
相変わらず猛烈な熱量で縦横無尽にミステリを切りまくるが、内藤陳と違うのは作品論やシリーズ分析が充実している点。かといって法月綸太郎や飯城勇三のように理論一点張りでなく、読者の面白さ第一の視点を崩さない。特にディーヴァーやギャンブルミステリを取り上げた部分は長編評論を書けるほど圧巻だが、この人に好きなだけ書かせると際限がなくなりそう。それにしても、過去に読んだ本をほとんど忘れている者からすれば、よく覚えているなと感嘆する。読書エッセイなど売れない本の筆頭だが、ミステリファンには一読どころか百読の価値はある。2024/09/30

ハスゴン

28
少し値段は張りますが、ミステリ好きにはたっぷりと書評を読めて手元に置いておき読み返して楽しむべきでしょう!2024/09/17

みなみ

25
阿津川辰海さんの読書日記シリーズの二冊目。前作に引き続き、ミステリーのことを好きな気持ちが伝わってきた。特に66回の京極夏彦全作レビュー、70回の「地雷グリコ」でのギャンブル関連の記載(32000字!?)の熱意がすごくて面白かった。ネット上で読書日記を読むことも出来るので、読書好きの方々にはぜひ読んでみてほしいな。この本で登録3000冊目の節目になったけれど、読みたい本も沢山増えたし、引き続き読書を楽しんでいきたい。2024/11/28

mayumi

21
前作の熱量が更にパワーアップした今作。とにかくミステリへの愛に溢れてる。国内も海外も満遍なく読んでるのがイイね!ディーヴァー、ウィンズロウ、クレイヴン、トレメイン、ホロヴィッツ等々、好きな作家の名前が出るたびにニヤニヤしてしまう。それにしても著者はまだ30歳なのに、実に膨大な読書量で、凄いなとただただ感心。そして読みたい本が増えてしまって、積読本が200を超える身としては悩ましいところ。2024/10/27

だるま

16
WEB「ジャーロ」に連載された『読書日記』と、担当した文庫本の解説を収めた物で、これが第2弾。とにかく阿津川さんの読書量が凄まじくて圧倒された。コンスタントに御自分の作品も発表しているのに、読書の時間をいつ作っているのだろう? 紹介している作品の半分は海外物で大長編も数多くある。余程速読に長けているのだろうか? ギッシリ詰まったガイドブックで大変面白かった。私が既読の作品も沢山あり、中には個人的に凡作・駄作と感じたのもあるのだが(実際ランキング本でも低評価)、阿津川さんは長所を探し巧く褒めるなあ。流石だ。2024/09/22

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